道は開ける

道は開ける

大学受験コンサルタントとして勤めながら、感じたり考えたことをつらつらと書き記します。

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 1時間半くらい前に到着。家の位置を確認しておこうと思い、地図を見て付近まで行くが、表札が違う。これ以上、ここでウロウロしていたら、不審に思われると思い、一旦離れる。それから来た道を引き返し、吉野歴史資料館の前までいったり、桜の写真を撮ったりする。吉野、すごく緑が豊かなところ。

 訪問時間に、さきほどの、ここかなと思われるお宅の前で電話確認しようとする。其のときに、お母さんが家から出てきてくれて「東進の方ですか?」「大学入試合格メソッドのヒロです」。家に上げてもらい、こたつで説明することに。こたつには既に生徒がいた。あいさつをし、名刺を渡し、訪問の趣旨を伝える。ご縁があればお互いにとって有益だということ。会社説明のあと、アンケート。成績のところでは実際の模試をもってきてもらう。お母さんも生徒もアポのときに感じたように、そこまで警戒心は強くなさそう。ただ、「電話番号はどうやって分かったんですか?」とは聞かれた。口コミ10割にするために、致し方なく昔ながらのテレアポをやってます、ということを伝える。もう少し短い説明にしたほうが、よりよかったかもしれない。

 その後、4つの違い→出題範囲→タイムスケジュール→偏差値分布表→テスト勉→ゼミ説の流れ。PDCAと絶対学力は資料を使わずに、紙に赤ペンで。ここらへんで母に「寝そうになった」といわれる。母「どこかに通ってというのではなく、自宅でということですよね?」「そうですね、基本的に在宅学習になります。ただ、紙ベースのものとは違い、双方向にコミュニケーションはとっていきます」。その後、入会条件をして、料金説明へ。料金説明では、空白の価格プランに赤ペンで書いていって、97万くらいを提示。「ただ、これはあくまでフルパッケージですから」ということを強調。

 母「また相談してお返事します。名刺の番号でよろしいでしょうか?」「はい。大丈夫です」。名刺の裏に返事の時間帯を書く。4月3日16:30~17:00。「納得してやってもらわないと意味がありませんから。そこで一つ提案なんですが、面談を受けてもらったかた限定で無料体験をしてもらえるんです。それを一つの判断材料にしてもらえたらと思うんですが。ただこの時期、見たいというかたが多いので、純粋に興味本位だけで見たいというのなら遠慮して頂きたいのですが、その辺どうでしょうか?」母、生徒の顔を見、しばしの沈黙。母「それは今、お答えしないといけないのでしょうか?」「いえ、だいじょうぶです。それでは体験したいかどうかも含めて、其の時間にお返事いただければ幸いです」。

 帰りは、大和上市駅まで母に車で送ってもらう。車中、生徒が学校の先生になりたいと思ったキッカケの話や、知り合いの大学受験の話などを聞く。車を降りる前に「生徒さんにも言っておいてもらいたいんですが、面談を受けたからといって断りにくいな、とかは思わないでいいですから」母「わかりました」。

 反省点としては、やや説明が淡々としすぎたかなということ。あと、母と生徒にもっとしゃべらせるデモにしようと思っていたのが、あまり出来なかったこと。英語が伸ばしたいということだったのに、ゼミ説でウチに入ればその目的が達成できると思わせられるようなトークが出来なかったこと、ゼミ説のところどころにちりばめたカタチになった「大学受験ではただ単に真面目にやっていればいいというわけではなく、今やってる勉強は、何点に結びつくのかを自分の頭で考えないといけない」というメッセージをもっと強く推すべきだったこと、などが挙げられる。
これまでに読んだ本の感想でも書こうかと思う。

文脈力か何かの本がきっかけで、斎藤孝さんのファンになった。言っていることに共感出来ることが多いし、スピードを重視して文章を書いている感じが好き。

この本もブックオフで見つけて購入した。タイトルにあるとおり、「15分あればカフェで仕事するべき」理由が書かれている。本で書かれていることは、何も考えずに試してみるタイプなので、これを読んでからしばらくのあいだは、カフェ(主にマクドナルド)で作業してみたりした。

確かに家だとなかなかできないので、そういう意味ではやらなければいけない環境に自分をもっていくことは大切だなと感じた。

今はコーヒーを飲まなくなったし、仕事の関係上、カフェにいちいち行く暇がないので、斎藤氏の主張は実践できていない。ただ通勤電車は、本を読むという作業に集中するスペースとして上手く機能していると思う。要するに合間の時間をいかに上手く使えるかということに尽きるのだろう。



15分あれば喫茶店に入りなさい。/幻冬舎

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今日はこの前に面談をした生徒に、講義を体験してもらうにあたって、上司とロールプレイングをした。上司の指示は的確で、すごい人だなーと毎回思わされる。あとはもう自分の内側の問題だ。

 ロールプレイングを録音したものを聞いて、もっとズバッと言いたいことを言うべきだなと反省する。今のままでは、なにか中心に向かわず外周をグルグル回ってるような話し方になってると思う。

 言いたいことを言うべきだとはいえ、「契約してください、お願いします」とはいえないし、そこの部分で考えが止まっている。

 もし僕が生徒だったら「こう言われたら、こう思うな」ということを、一つひとつ検証していって、違和感を感じたら、その原因を追求するという作業が必要だ。

 とにかく後悔のないようにやりきろう。