水無月から文月へ
傘なしで街を歩けば、顔に、ごく細かい雨がときおりちらつきます。
横断歩道を渉る人も傘をさす人、ささない人まちまちです。
西新宿のビル街も高層階は雲に隠れ、街も暗く、なんか元気がなさそうです。
元気なのは育ち盛りのベランダのひまわりです。
種を蒔いてから2ヶ月、もう移植してあげないと、きつそうな状況となってきました。
晴れたら、夏に向けて整然と植え替えてあげることにしましょう。
この雨の季節G20大阪サミットが開催されましたが「反保護主義」も首脳宣言に盛り込まれず、貿易をめぐる表現もまるで梅雨空のようにはっきりしないまま、米中貿易摩擦も日米安保も本質的な論議に至らず閉幕したようです。
それより昨日午後に北朝鮮の金正恩労働党委員長とDNZ(非武装地帯)で僅かな時間でも会談したのには、想定内と云われていたものの、梅雨空のG20よりも新鮮な感覚がありました。
安倍首相も外国の賓客をお見送りして「ほっと」する間もなく、参院選に突入します。
争点の一つは間違いなく、年金問題だろうと思われます。
年金だけでは老後の生活に2,000万円ほど不足すると云うあの問題です。
年金給付は大部分が国の徴収する保険料収入(一部に未納者有)と税金ですが、本来この積立てられた年金を運用して得られた収入を活用して安定的な年金とするのです。しかし、この年金の運用が充分に効果を上げていないため問題が起きていると云っても過言ではありません。
一方、そうは云うものの、家計資産も運用と云う面では問題がないわけではありません。
2019年3月末の家計金融資産残高は1,835兆円で、そのうち現預金は977兆円と過去最高を更新しているそうです。
こちらも年金同様に、蓄えたお金を充分運用しているとは云えません。
預貯金が家計資産のうち5割を越えると云うのに、それ以外(株式や債券等)の残高は183兆円となり、G20でも注目された米中貿易摩擦で株価が低調となり、取引額でも資金流出が続き「貯蓄から投資へ」の道は険しそうです。
そこで、登場してくるのがお金第3の置場i-Bondです。
他の金融商品と比較すれば、金利や配当金に当たるインセンティブ(i-Bondでは分配金)は多少低いかもしれませんが、不動産を裏付にしていますので、リスクは極めて低いのです。
でも、預貯金で0.01%(年利)の世界にいるよりは、1.5%の分配金は極めて高いと云えます。
また、流動性も抜群で、買取り請求から5営業日以内に、お手許へ届きます。
勿論、手数料は必要ありません。
但し、出資は1万円からで、その時の送金手数料だけはご負担願っています。
裏付となるのは鑑定評価基準による不動産です。
是非、お金第3の置場へ置いて試してご覧になってはいかがでしょう。
お金にしても居心地が良いと思います。
本日のボンドランチ
ホットドックにハムバーガー
月も替わったことですし、和食から・・・・
光り物
夜中に帰って管理室(24H体制)の前を通った時、中から声がして宅配が届いているとのこと。
差出人に会ったことはないものの、心当たりはあります。
食事は外で済ませてきたので、眠気もあり、烏の行水と決め込み、早速パジャマに着替えてお休み体勢です。
そう、そう、さっきの届け物何かしらと包装紙を解けば、中から少々手応えのある総桐の箱が出てきました。
上蓋を開け、中の薄紙を取れば、ピカリと光物が現れ、テーブルにならべれば、片口にグイ呑と縁結びの箸置き、添書きを読めば錫100%の名器とのこと。
一瞬眠気も覚めたようです。
結婚祝のお返しにと良いものを頂いたので、明日の晩の冷酒が楽しみになりました。
先刻もそうでしたが梅雨空はいまにも泣き出しそうです。少々気になり、寝る前に降り出したかとカーテンをたぐりよせ、外を見やれば外苑方向にダイアモンドを横にいくつも並べたような、白光が輝いています。毎夜見る光景ですが、国立競技場の突貫工事です。
働き方改革ちゃんと守っているかな? でも守っての作業だときっと納期は守れない(?)んだろうなあなどと余計な心配をしたことでした。幸い雨は降ってはいませんでした。
もう会社近くのお寺の壁には、参院選用のポスター掲示板がいつのまにか現れ、いよいよ本番近しです。
そんな選挙前にタイミング悪く金融庁の金融審議会が公表した報告書が波紋を呼んでいます。
内容は高齢者夫婦世帯で30年間で約2,000万円を公的年金以外の金融資産で補填する必要があるとしたものです。
公的年金制度への不安が高まり、麻生金融相は「正式な報告書として受取らない」と表明しました。野党の追及に頭を下げっぱなしの金融庁の担当者の姿をテレビで観ていると、チョット可哀相な気もします。
それにしても、今回の騒動が個人の資産形成への覚醒になったら、それはそれで大へんな成果となるのではないでしょうか。
もしこれが、こうなることを事前に解っていて、公的年金をあてにしないで自分年金づくりに国民を導いたのだとすれば、なんとも大政策と云ったところです。
当社はi-Bondを通して将来、個人版私募リートを目指したいと考えております。
ご支援の程、よろしくお願い致します。
本日のボンドランチ
サバの塩焼 ご飯多目定食
(サバは寿司ネタとしては光物)
案の定
時計を見れば午前1時を少し回っています。
さあ、そろそろ寝ようかと、椅子から立ち上がったその瞬間、太鼓とドラを同時に打ち鳴らしたような「ドシャーン!」と云うような大きな音が響きわたりました。カーテン越しに入る閃光から、落雷があったのでしょうか。窓に近づきカーテンを引き、ガラス窓を開けて空を見やれば大粒の雨が降っていて、ゴロゴロと鳴る空に、ときたま厚い雲が夜目にも明るくなるのが分かります。
鳴りながら遠ざかる雷の音を聞きながら、眠りの中に……
日曜の朝はいつも通りに起床してカーテンを開ければ、打って変わって紺碧の夏空が僅かに飛ぶ白い雲に映えて気持ち良く広がっています。今日は暑くなりそうだと思ったら案の定、昼は31℃まで気温が上昇したようです。
突然の雷のように、消えた年金問題以降、久し振りにここにきて、年金問題が再浮上してきました。
きっかけは、麻生財務相が金融庁に諮問した年金報告書をどういうわけか受け取らないと発言したことが発端です。
それにはどうも参院選前という時期の問題もあったらしいと憶測するむきもあるようです。そう云えば厚生労働省が5年に一度実施する公的年金制度の「財政検証」の公表もずいぶん遅れて(毎年6月初旬)いるようです。
この分だとかなり厳しい結果になっているのかもしれません。
案の定と思った方々もいらっしゃったと思いますが、国は「大丈夫、なんとかなる」と云うばかりで、現在の政策を今後も今迄通り継続していこうと考えているようです。
国のやることですから間違いは無いとは思いつつも、何とも言えない不安感は残ります。
それに加えて米中貿易摩擦やイラン情勢等々、先行き世界経済の不透明感はさらに増してきたように思えてなりません。
昨日の日経によれば米経済の金融加熱ぶりはリーマン越えとか……
少し心配になってきますね。
更にこれから世界貿易が縮小するとなると、案の定リーマンショックの再来となりましたというのはごめんですね。
でも不動産そのものは、他の産業より輸出入を必要としないだけ影響を受けにくいと云うことができるのではないでしょうか。
そうは云うものの、商業テナント需要はGDPの成長と雇用の関係で影響は出易いものの、居住用は生活に深く係わるだけにまだまだ安定性があると思います。
居住用不動産の賃貸料を分配原資としたi-BondはITテクノロジーを積極的に取り入れ、更に便利さを増し、運用コストの削減に期待がもてる商品として一層の進化を目指しています。
ご期待下さい。
昨日、帰宅途中ふと空を見上げると、まん丸な月がまだ青みの残る空に、茜雲に彩られて気持ちよさそうに浮かんでいました。
本日のボンドランチ
彩りお弁当
梅雨入り
涙ぐんでいるような東京の空に向かって伸びる木々も心なしか暗く元気がなさそうです。
新緑や今を盛りと咲く花に吹きわたる風も、ひんやりとして、半袖シャツでは何か心もとない感がある日曜です。
案の定、昼過ぎにはポツリポツリと泣き出しました。でも体を休めるには良い日だったのかもしれません。
かと思えば、梅雨入りした7日の日などはジメジメの後、急な大雨になったり、また30℃を優に越える日もあったりでどうもここのところ天気がハッキリしません。
そう云えば政界もぐずついた天気で、いまいち天気が定まらないところへ、トランプ大統領の訪問、G20大阪サミット、消費増税、ゆるやかな景気後退等々と課題が目白押しとなっています。
それら全てと日程を含めて係わっているのでしょうか、突然のように「解散」と云う大風が吹き出しました。
いわゆる衆参同日選挙です。
でも今、そんなことにエネルギーを使うより、優先してやらねばならないことは、まだまだありそうです。
先週、金融庁からの報告書で定年後に夫婦で95歳まで生きるには約2,000万円の金融資産が必要であるとの試算が発表されました。
その後、麻生太郎金融相は「表現が不適切だった。公的年金は持続可能である」と釈明をしました。何かスッキリ、ハッキリしませんね。
政府が「貯蓄から投資へ」と云えば云うほど公的年金制度への不安が高まるようにすら思われます。
人生100年時代に向けた資産づくり、本当によく考えないと今、はやりの俗語で云うところの「ヤバイ」ことになるかもしれません。
日銀速報によれば、昨年末の個人預金残高は891兆円にも上るとのことです。
それから得られる利子は多目にみても年0.01%です。
あまりにも殖えない利子と先行き不安な年金とで、90歳、100歳まで快適な老後を過ごすのには少々無理があるかもしれません。
一度、「お金第三の置場」マリオンのi-Bondに置いて、今後どうすべきかじっくり考えてみてはいかがでしょう。
本日のボンドランチ
刺身も生卵も、この季節
新鮮さが命
紫陽花の季節
カレンダーをめくり、紫陽花の葉にかたつむりの絵の付いた6月の7曜表を見るだけでムシッと蒸し暑さを覚えます。
と同時に、もう一年も半分にさしかかると云うのに時間の経過が早くて、心に思い画くもろもろのことに追いつかず気をもむ自分もいます。
会社の周辺には花壇があって、何種かの紫陽花が5月のつつじに代わり咲き始めました。この間の雨以前には気付かなかったのに、雨後の竹の子ならぬ雨後の紫陽花といったところでしょうか。
やはり、昔から水無月(6月)のあじさいと云われますが、昨日のようなムシッとした曇天に咲く紫陽花は、季節によく似合っていました。
こんな花々を観ていると、けっこう癒されます。
瞬間、そうだ! 梅雨に備えて雨靴を買いに行こうと脈絡もなく閃きました。
経済ニュースなどをTV、新聞で観ていますと、連日のように「米中貿易交渉の決裂で世界景気の先行きに不透明感が増してきた」と報道されています。
令和になってまだたったの1ヶ月ですが、株式市場は下げ基調が続いています。
トランプ大統領のツイッターでニューヨーク株式が下げる、するとその巻添えを食う形で東京市場も下げると云った調子です。
米株下落で米長期金利が低下すれば、日米金利差が縮小して円高が進む。更に一層の円高となれば日本株が下がる、まさに連鎖式になっているのですね。
その連鎖式の先に不動産が繋がると正に株、不動産と資産価格は下落となり、景気悪化に最もインパクトを与えることになります。
これは平成バブルの崩壊から失われた30年が証明しているところです。
ただ当時と違うと云えば、バブル崩壊時は簿価会計のため、会社は損切すると巨額の損失計上となり、経営責任に発展しました。しかし現在は時価会計ですから、損を出したくないから決断できないと云う訳にはまいりません。
現在まだ、不動産は長期にわたる金融緩和で投資マネーが市場に流入し高値で推移しています。ですから、不動産投資信託(REIT)も不動産取得には積極的には動いていません。
REITの今年の(1月~4月末)エクイティ調達額は前年34%減で、2,300億円となったようです。
それでも新規物件(利回りの低い物件)を入れるより、既存ポートフォリオのままの方が、平均利回りは良いようです。
これから先、参院選(衆院選もあるのか?)・消費税10%・米大統領選等々、紫陽花の花の色が変化するように、景気も様々に変化するに違いありません。その違いを見落とさないようにしなければなりません。
このような環境の中で、当社が5/10から発売しましたi-Bond(個人版私募REIT目標)は順調に打ち上がりました。しかし不動産市場は高値のまま今推移していますので、ここは慎重にしなければなりません。
でもi-Bondのローンチが良い方向に打ち上がったと市場から見られたのでしょうか。
「新興市場の週間(5/27~31)騰落率ランキング」で上位50社中9番にランクされていました。
本日のボンドランチ
この季節はやはり
サバ・サバとしたいので・・・・・
サバ定食