メダカ壺
小生の自宅はマンションの9Fにあります。しかも東南の角部屋で、昨日など朝からリビングの窓越しにSUN SUNと陽差しがさし込み、さながら太陽がいっぱいです。
その西側ベランダにはもう10年近くにはなるのでしょうか、雨晒しになったままのメダカ壺が置かれています。
勿論メダカさんはいるのですが、冬の間は底の方に移動し、水面は水藻で覆われ中はよく見えませんが、いるにはいるのです。
そのメダカ壺のことなのですが、どう言うわけか一昼夜でその水位がずいぶんと下がるのです。自然蒸発にしては多すぎるようです。ですから、毎朝約2ℓの水を溢れ出るまでにペットボトルでつぎたすのが小生の日課となっています。
でもベランダ床石の濡れ具合は溢れた水ばかりではなさそうです。ということは、壺のどこかに小さな亀裂があって、そこからジワジワと漏れ出しているのは確かなようです。
もし毎朝水を加えなかったら、どんどん水量が減って、メダカの生活にも影響が出そうなので、今のメダカ壺には早晩、メダカも水もそのまま置いておくわけにはいかなくなりそうです。何か次に移すところを考えないといけないかもしれません。
このメダカ壺同様に、現下の金融機関は、2月16日(火)以降日銀当座預金に預金すると、日々元金が年率0.1%ずつジワジワ減少することとなるマイナス金利策を、29日(金)に突然日銀が決定しました。マイナス金利ではお金を預ける方が金利を支払うことになり、銀行が日銀にお金を預けると預金額が減るという異例中の異例の政策を導入したことになります。
日銀が今迄にとってきた異例のゼロ金利政策(1999年)、量的緩和政策(2001年)に次ぐもので、金利から量へ、そしてまた金利へと(但し、マイナス金利へと)、金融政策手法の転換をどれもサプライズをもってしてきました。
市場に出回る国債が日銀に飲み干されつつある現在、黒田バズーカの弾が尽きかけているのではとの指摘はここのところ確かにありました。それにしても突然でした。こちらもサプライズが好きな北朝鮮からのミサイルに対する破壊措置命令(同28日発令)のように、2%の消費者物価上昇を達成するため日銀は、武器をバズーカからパトリオット(マイナス金利)に入れ替えました。
さてこの効果はいかに国民や企業に反映されることになるのでしょうか。きっとまもなく何か大きな変化があるのかもしれません。ここはよくこれからの状況を見極めて判断していかなければなりませんね。
本日も小生のブログにアクセス頂きまして誠に有難うございます。
このマイナス金利政策とは、銀行が余分に日銀にお金を預けていると、日銀が罰金を取るという政策です。一般消費者にしてみれば住宅ローンなどの金利がさらに下がり一見良さそうですが、預金金利や運用商品の利回りも下がると言う不利益も出そうです。
銀行にしてみても、損をしないように日銀にある銀行の当座預金から資金を引き出し、貸し出しを増やせばお金回りは良くなります。しかし逆に銀行は貸し倒れリスクから身を守るため、貸し出しを慎重にし、いろいろなサービスの手数料を上げるかもしれません。
でも本当にこれで良いのでしょうか。……と、言いますのは、日銀は今迄通り銀行が大量に持っている国債を買い上げ(年に約80兆円)、市場に量的緩和策を行うと言っています。しかし銀行も国債を売却したお金を預金すると金利(手数料)を取られると言うなら、もしかすると国債を売らなくなるかもしれません。日銀は量的緩和をしたくても、買う国債がマイナス金利のために無く、自己矛盾を起こすことにならないのでしょうか。
でもそれを承知で日銀が断行したということは、日銀が市場に追い込まれ、マイナス金利以外の武器が無い状態なのかもしれません。
また、この劇薬ともいえる政策は、副作用も有りそうです。即ち、「貯金してはダメ。お金を使って」と無理を言っているのと同じで、昔から「いろはかるた」にもあるように、「無理が通れば道理が引っ込む」と言うことにならなければいいのですが・・・・
2014年の消費税アップより、国民は「将来なにが起きるかわからないから貯金しましょう」と、毎年1兆円ずつ銀行預金を増やし続けています。それを「デフレ脱却」のためと言って、リスク資産に置き換えを迫っているようなものです。
結局のところ、銀行の預貯金は国民の個人預金を束ねたものです。よって、銀行がマイナス金利を銀行の銀行である日銀から強いられると言うことは、もしかすると実質、個人預金がマイナス金利に晒されていると言うことかもしれません。だとすると先々、銀行が本当に個人預金にもマイナス金利を導入するようになるのかもしれませんね。
このマイナス金利のインパクトは相当強烈なもので、短期的には株は上がると思います。今朝も日経平均は17,699.60円で始まりました。
マイナス金利とは預金の元本が減ることです。マイナス金利はインフレや増税に似ていて、預金の価値を減ずるものです。マリオンボンド、サラリーマンボンド は、業法上、「元本を保証」とまでは言えませんが、基本は不動産から生み出される賃貸料なので商品の設計上(優先劣後方式等)の配慮により、限りなく元本を割らない商品と自負しています。
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< リスク資産 >
所有している資産の中でも、利回りという点では期待できるが、その元本が割れるなどリスクのある資産のことです。




