少子高齢化考 | マイブログ007

少子高齢化考

谷界隈には、お寺が多くあります。当社所在のワンブロック内だけでも3つのお寺と墓地があります。それも曹洞宗、浄土宗、浄土真宗と、宗派が異なります。小生の生まれた浅草にも同じように多くのお寺と墓地があったせいか身近な存在で、全くと言っていいほど気になりません。

連休中の新聞には、宗派を問わず、由緒ある名刹でさえ、住職が兼務する「兼務寺」だったり「無住寺」となって、ついに経営が成り立たなくなると、お寺は解散や合併され消滅しているようです。

その背景にあるのが、檀家の減少と少子高齢化による後継者不足であり、今や仏教界の大問題となっているそうです。


当社の斜め前のブロックには、55Fの超高層マンションがそびえ、その1Fには大手スーパーが入店し、毎日繁盛しています。

たまたま買物に行くと生鮮食料品コーナーを通りかかります。あまり価格に興味関心はないのですが、TVニュースや新聞などでは値上がりが激しいことが伝えられているのでチョット値段などを見たりします。キュウリが41袋で230円でした。デジカメで撮ろうとしましたが、他の店のスパイ(中国では最近日本人がよく逮捕されています)と思われてはと思いやめました。

これまでなら「天候不順で値上がりしてもいずれは元に戻ったのですが、今はそのまま」との主婦の声をニュースは伝えています。

その原因は何かといえば、行きつく先は「お寺」と同様に少子高齢化に伴う生産者の後継者不足。きっと、生鮮食料品の高止まりはそういった産地の窮状を現わしているのに違いありません。

そこへ、先週5日の大筋合意となったTPPが絡むと、一体どんな経済天気図となるのでしょうか。決して生鮮食料品業界は体育の日(12日)のような「晴天」とはならないと思います。

農林水産省は8日にTPPの大筋合意を受け、400品目以上の農水産品の関税をTPP発効後撤廃すると発表しました。消費者やスーパーなどは歓迎しても生産者はこれからが大変ですね。


そんな少子高齢化がもたらす不都合さをよそに、首都圏では新築高額マンションの売れ行きが好調です。供給数が月3,000戸台と低調なこともあり、一般サラリーマンには手が届きにくい、平均価格が一戸当たり6,000万円台に達する勢いです。

一部では中国人などの海外富裕層の需要もありますが、なんと言っても日銀の資金供給が大きく貢献しているものと思われます。でも少子高齢化には所詮勝てず、供給に需要が追い付かなければ、早晩転換期を迎えるものと思います。










本日も小生のブログにアクセス頂き、誠にありがとうございます。


さて、その資金供給ですが、政府・日銀が推進しているCPI(消費者物価指数)2%アップは、これだけ日銀が金融緩和しており、更なる金融緩和があるかもしれないという話を聞けば、当然、いや、まもなく達成されるものと思われます。

小生はこれからが正念場だと思っています。新アベノミクスではGDP目標値を600兆円としていますが、それには名目GDP成長率3%程度を6年間続けなければなりません。

資本、労働力、生産性を目標達成に向けて上げていかなければならないところですが、少子高齢化でおいそれと労働力を上げるわけにもいきません。

確かに近頃、コンビニや居酒屋など、外食産業では外国人の労働者が目立ち始めました。日本でも既に労働力もがグローバル化し始めている模様です。


今、日本に唯一残っているのは世界に冠たる家計資産だと思います。家計資産だけでも1,700兆円になんなんとしています。中でも、800兆円を越す預貯金は、その使い方次第では相当の資本となり生産性CPI 2%以上を楽に確保できると思っています。

そこで、もし本気で少子高齢化を阻止するつもりなら、その効果的方法とは、良質の賃貸住宅を低所得層まで安価に、かつ簡便に入居できるシステム作りの資本にその家計資産を振り向けていただきたいと思っています。

高所得層でない方々までの安心できる良質な住宅の提供こそが、出生率を上げる基本だと信じています。それにマリオンボンド・サラリーマンボンド がいかに貢献できるか、ここが思案所と考えます。



              本日のボンドランチ

              またまた秋の味覚

              さんま定食 今が旬!



<少子高齢化>

少子化と高齢化が同時に進行している状況のことです。

出世数が減少し、65歳以上の人口に比して子供の割合が低下することです。

2050年には世界人口の18%が65歳以上となり、先進国ではほぼ一人の老人を3人以下の生産人口(2065歳)で支えることになると予測されています。