サラリーマンO君のレッスン1
今日はO君という30代半ばでサラリーマンの生徒のレッスンについて書こうと思います。
第1回目ということで、まずは彼の現在までのレッスンでの大まかな軌跡と、僕のレッスンの簡単な方針を書きたいと思います。
彼はサックスからピアノに楽器を変更したというちょっと珍しい生徒です。僕のレッスン開始当初はアドリブやコード・ヴォイシングなど出来ない完璧な初心者でした。レッスンを始めてからかれこれ1年近くの間にスタンダード3曲をトライしてきました。楽曲は「Beautiful Love」「I'll Close My Eyes」「There Will Never Be Another You」で、現在は4曲目として「All The Things You Are」をやっています。
僕のレッスンの場合、生徒の目的やレベルにもよりますが、理論をゼロからスタートするのではなく、シンプルで比較的イージーなコード進行の楽曲を通してのコード分析、ヴォイシング、スケール、アドリブ等について解説するという方法をとっています。勿論選ぶ楽曲には気を使いますし、このやり方のほうが、机上のレッスンに偏り過ぎないし、経験できる楽曲の増え方が早く、ジャムセッション参加への近道にもなります。
実際にプロで活躍するジャズミュージシャンで、あまり理論に長けていない、耳と経験でプレイしてきたミュージシャンというのが結構いたりします。(無論そういう方は教えることには不向きだと思いますが...)
当然、最終的にいいプレイが出来れば何の問題もありませんが、凡人はある程度の理屈と仕組みが理解できないと自力で上達することが難しいと思うんです。なので、僕の場合は理論と実技の割合が半々くらいでレッスンすることが大半です。
そんなわけで、次回はより具体的なO君のレッスン内容を紹介したいと思います。
あるジャズピアノ講師のレッスン日記
はじめまして!私は代々木のルーツ音楽院 でピアノ・理論・アンサンブルの講師をしているものです。ここでは私が日々の生徒とのレッスンで感じたこと、感動したことなどを紹介していこうと思います。
