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里山スタイル@mulepool

京都たんタン(丹波・丹後)の自由闊達で気ままな里山ライフを発信します。

ゆかしい歴史の町並みが残る安芸の小京都、広島県竹原市に訪れました。


昔ながらの町屋が保存され、その美しい町並から都市景観100選に選ばれいています。またテレビのロケ地としても使われている場所です。



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元来、墾田永年私財法により、京都・下鴨神社の荘園地として開墾された所だそうです



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そしてこの町にもう一つ全国から注目されていることがあります。


たまゆらというアニメが竹原が舞台となっていて、アニメを使った町おこしをしている所でもあります。

個人的には知りませんでしたがアニメファンの間では有名だそうです。


先日、竹原の町並保存に関わっているNPO法人のネットワーク竹原に取材に訪れました。



と取材をしていたら反対に地元の地方テレビ局に取材を受けました。


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地元のテレビ局もアニメ効果で人が来るのかどうか調査していたようです。




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元々、竹原は町並がキレイなのと市民におもてなしの心があるため、町を回遊する人が多く、歩いていて心地がいいとこです。



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まちづくりをする上で人が歩いてもうらためにはどうすればいいのか、ここに来れば改めて実感します。


残念ながら今の福知山や舞鶴では実現できないことがよくわかります。


昔は幾多の水害でも住民たちのだけで乗り越えるパワーや意識、情熱、もてなしの心が福知山にありましたが、今は失われつつあります。



そんなもてなしの心を取り戻そうと舞鶴でマンガで町を活性化させるM&Mプロジェクトを舞鶴市にNPO法人京都丹波・丹後ネットワーク(福知山市)とNPO法人まちづくりサポートクラブ(舞鶴市)がチャレンジファンドに提案!


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↑舞鶴の五老ヶ岳と赤レンガ。



M&MのMは舞鶴、もう一つのMはマンガ。


舞鶴に数ある中で誇れるものは人であり、その心である。


M&Mでつなぎ、ひきだし、もてなしの文化をカタチにしようというという企画を舞鶴市が受け入れるかどうか、見ものですが。。。 



ともあれ、竹原を訪れて、まちを活性化させるには市街地中心から町全体に波及させようという考えは古いと改めて感じました。


人と人とのつながりを広げていくことで地域に活力を生み出していくことが地域が盛り上がっていくのではないかと思います。



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NPO法人京都丹波・丹後ネットワーク⇒http://www.kyoto-tantan.net/

NPO法人まちづくりサポートクラブ⇒http://www.eonet.ne.jp/~plaza-support/




地域の良さ再発見! フォトピア写真講座を開催しました。

今回は特別ゲストに北近畿地区で有名なハイアマチュアカメラ大地洋次郎さんに講師をしていただきました。



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大地さんはSL写真の第一人者でもあり、鉄道100周年記念の国鉄総裁賞を受賞されました。それ以外にも数々の市展賞やテレビCMの写真に採用されるなど、全国的にも有名なカメラマンです。


大地さんの視点や経験をもとに撮られた写真を見せながら参会者にアドバイスしていただきました。


どういう写真が良く、悪いのか、的確な講評で写欲の向上につながる説明が圧巻でした。



何に心を奪われ、何故シャッターを切ったのか、大地さんの感性で非常に興味深いお話をしていただき、参加者の方も満足されておられました。


ヨシヤカメラでは通年を通して写真講座を開いており、様々なテーマで自分が身に付けたいと思うところを重点的に行えるようにしています。


参加者の年齢層も幅広く20代~70代までアットホームな講座が自慢です。



ヨシヤカメラでは常時、豊富な知識と技術をもった人材がいます。高いプリント技術と撮影アドバイスでハイアマチュアカメラマンを満足させています。


ヨシヤカメラでは通年を通して講座を開催しています。是非、みなさんも参加してみてください。






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NPOの事業を質の高いものにしていくには、事業の中枢を担うスタッフであり、地域が抱える難題を解決していくにはそれぞれの知見、技量、経験などの高度な専門性がNPOにとって重要です。



しかし、NPOの人件費に代表される労働環境の整備は、NPOの経済規模が大きくなっているにもかかわらずさほど進んでいません。


経済に占めるNPOの経済規模が日本の数十倍、数百倍という地域もある欧米社会では、NPOの労働市場は無視できません。



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NPOは、様々な善意のサポートによってその活動を支えられているからこそ、行政や営利企業が取り組みにくい分野の事業を担うことができます。



安価にサービスを提供することが必要な事業もあるが、一般の企業と同様の仕事を同一労働・同一賃金の原則を無視してまで安価で行うことには疑問があります。


行政がやれる公益的なサービスは3割しか出来ません。



地域が抱える課題や社会の仕組みが多様化する中、問題は山積しています。それらを解決していくには高度な専門性をもった人材が必要です。


そのためにはスタッフが安心して仕事に打ち込める労働環境の整備は必修です。



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質の高い人材の確保・育成が望まれる中で、指定管理の更新を行う際、その事業内容や個別の取組を無視してコストのみを重視し、更に安い人件費で指定管理業者を決めようとしている現実もあるようです。


地域経済を良くするにはまず雇用条件・労働環境を改善し、地域を良くしていこうという情熱にあふれた専門性の高い人材を確保・育成していく事が何より必要です。


事業の内容・成果を的確に評価し、それに見合った労働環境になっているのかなどの実態を十分に把握したうえで、課題解決のためにはどの事業者に指定管理を受けさせるのか、あるいは事業を受託させるのかなどを決めるやり方に変革を求める時期が来ているのではないでしょうか。




中丹地域でも各市からの指定管理を受けて施設の維持に関わっているNPOが多数あります。そしてその多くは非常に地域活動に熱心に取り組んでおられるところです。しかし必ずしも雇用環境が良い所ばかりではありません。