超日常 -2ページ目

中国とアメリカのハーフ嬢

ロッキーVs.ドラゴ



久しぶりに、映画の編集って作業の大切さを痛感した。
ロッキーⅣとは、別物の映画。
ジャスティスリーグもスナイダーカットで別物になっていた。
スナイダーカットは、追加撮影出来たけど、これは35年前。追加撮影なんて出来るわけもない。
単に、ロッキー、アポロ、ドラゴ。この3人のファイターの話に再構築されていた。

ドラゴがラスベガスのエキシビションで、奈落から上がってくるシーンで、驚いてポカーンとしてるシーンは同じ。

アポロがドラゴのグローブにグローブを叩き落として、動かないシーンが、ドラゴがアポロのグローブを叩き落とすシーンに変更。

ドラゴの能動的な性格に変更。

アポロVs.ドラゴの第1ラウンド、アポロのよろめくシーンは削除。強いアポロがドラゴに挑んだと言うこと。

アポロとの試合の後、名前を言うシーンは、国家の代表ではなく、個人(人間として)としての証を見せる、ドラゴの内面が描かれている。ここちょっと好きなシーン。

アポロの葬儀でのロッキーの弔辞も変更。

ロッキーとアポロの、心の繋がりを感じさせる台詞に。

ブリジット・ニールセンの台詞がことごとくカット。ただこれが、試合後のシーンの整合性になってる。と、思うのは俺だけかも。

特訓と試合は、ほぼ同じ。ロッキーの子供のシーンは全カット。

試合後、ロッキーの演説の時にドラゴのに後でゴルビーが怒って出ていくのが、今のウクライナ進撃を考えると、リアル。


こんなシーンも撮っていたんだと感心してしまう。
それと、試合後にロッキーがドラゴに歩み寄ると、その横には嫁が寄り添っているってのがいい。この時は仲良かったのに、クリードⅡまでに別れてたとは。

今の、スライだから描ける、ロッキーの物語かも。

ロッキーⅠ、Ⅱ、Ⅲ、ロッキーvs.ドラゴ。クリードⅠ、クリードⅡ。

これが、ロッキー正史なんだろうな。



リリちゃん。改名してうさぎちゃん。