教員をしていた時に、新しくクラスが変わると、とにかく子供の名前を覚えるのに必死だった。自分は3日以内に必ず覚えると決めていた。デジカメなんかがなかった頃は、通勤電車の中で名簿を開いて名前と顔が一致しているのか?この子の顔覚えてないから、この子のことはちゃんと確認しなきゃとか。デジカメが出来てからは、写真をプリントアウトし電車の中で確認、これだと1日あればほぼ覚えられた。
若い教員の中には”名前覚えるの苦手なんですよねぇ~1週間位かかるかな?”なんて平気で口にする奴がいるとこの馬鹿と心の中で思っていた。
入院して看護師さんの名前覚えようと努力はしたのですが、これがなかなか大変で。というのも全員マスク、中にはアイシールドしている人もいて顔がはっきり分からない。おまけに昔に比べて目が悪くなってしまったので、名札の文字が良く読めない上に付けいてる場所がまちまちで…。さらに、一日で昼と夜の2回の人が担当になるのだけれど、担当の方がやってくる頻度が少ない人は本当に入院中に1回だけとかだとこれはなかなか覚えるのは難しい。
退院前日に日中担当の看護師さんが”おばちゃんたちが看護師さんの見分けが付かないって言うんですよ”と言ってたがそりゃそうだろうと思って話を聞いていた。自分の見分け方としては体型(背の高さ等)とか、あと自分の知っている人に重ねるとか。そして声。あとは、何かがあったことと関連づけて覚えるそんな感じだと話しました。
同じ日の夜、病棟で使っていた松葉杖から、貸し出し用の松葉杖に変わり、自主トレをしていると回診中のお医者さんに出会いました。2人組で病室を回っていたようで、一人は退院を早めてもらうように頼んだ先生、もう一人は抜糸をしてくれた先生。失礼なことに自分は名前を知らないのですが、抜糸をした先生が”〇〇さん、がんばってますね”と声をかけてくれました。病室で名前を呼ばれるのは当たり前、なぜなら入室前に名前を確認できるのだから。でも、廊下で名前を呼ばれるというのはちょっと驚くとともにうれしかった。沢山の入院患者がいて、そんなに関わりがあるわけでもない人が覚えてくれているのは。
看護師さんも名前で呼ばれたいのは同じなんだろうなぁ~。
あっ、そういえば自分の名前を覚えていたのは結構目立っていたからなのかな?