確かに難病は進行していました。でもゆるやかに・・・
まずは、高校生活。そして進学又は就職、成人式、恋愛・・・
平均寿命までの長生きは出来なくても、充実した人生にしてあげたい。
そのために寄り添って生きていこう。そう思っていました。
*2年前*
娘A、高校2年の4月。
2度の大きな地震を経験する。
それでも娘を残して仕事に行かなくてはいけなかった。
1階は崩れる危険があるかもしれないと判断。
私が帰ってくるまで2階居るようにした
車中泊、頻繁に来る大きな余震。
そのストレスからか、娘Aは気胸になった。
病院に行った時は左肺はほとんどつぶれていた。
残った右肺も間質性肺炎で白くなっていて呼吸は苦しかったはずだ。
数日経っても硬くなった肺は完全には膨らまず、体力的に手術は無理だと言われ、
自分の血を肺に入れ穴を塞ぐ治療に切り替えることになった。
何ヶ月かかるか分からないと。
さあ、今日から治療変更という日の朝、突然穴は塞がっていた。
先生達もびっくり!
2ヵ月後、学校のスクーリングで沖縄行きが決まっていてどうしても娘Aは行きたかったから・・・
10日後退院。
経過も良好。穴は完全に塞がりました。
そして、沖縄行ってきましたよ!
念のため親同伴を学校側に言われ私、付いていきました。
個人での飛行機、ホテルの予約、支払い。
別行動の為レンターカーを借りて・・・
(高速でスピード出しすぎて、パトカーに並走されドキドキ)
病は気から
(病は気からとは、「気の持ち方一つで良くも悪くもなる」という意味)
そういう事、本当に起こるんだ!
大丈夫、娘はまだまだ生きられる。生かされてる!
そう、確信した(自分に言いきかせた)2年前の夏でした・・・