鬼の話 | アンふガ 〜侍女アントニーナがジャンボふ菓子で柵越えを連発したとかしないとか〜
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そうか、節分にちなんでってことだったのか。





だいぶ遅れたけど、まぁいっか。










オレねぇ。










あ、ちょっとおかしな事言うぜ。





それはいつもの事だけど、今回はネタじゃなくてマジで。




















オレ…








































鬼に会った。




















だから言ったじゃん!



ええ!

おかしな事ですとも!










でもほんとなんだって!










正確には面と向かってはいないんだけど、遭遇はしたんだよ!










あれはまだ4歳ぐらいの頃。





当時からいたずら好きだったオレは、まぁ~~よくお仕置きされてたわけですよ。



あの手この手、いろんな手段でね。





その中でも鉄板だったもの。










押し入れ閉じ込め










当時はまだ親と寝てたはずですよ。



それなのにあんな真っ暗の中に一人で閉じ込められるなんて、まぁ~~怖いよね。





しかも、それだけじゃなくて。










よく、親オリジナルの魑魅魍魎って登場させてくるじゃんか。





使用法としては、



「○○しないと×××が来て△△△するわよ!」



の、×××にあたる部分。





それが、うちの場合は



「押し入れにが住んでて、子供の泣き声を聞きつけて連れ去りにくる」



っていう設定だったのさ。





ってか、4歳児じゃなくてもこええだろ!

そんな設定!



暗いだけならかくれんぼとかで慣れてるけど、そんな設定を刷り込まれたもんだから押し入れだけは怖くてね。










そしてある日。










なんで怒られたかは覚えてないけど、その時はいつにも増してこっぴどく叱られ。





ワンワン号泣してる状態押し入れ改め鬼プリズンにブチ込まれ。





でも、早く泣き止まないと鬼が来ちゃう…。





でも、止まらない…




……ひっく……えっぐ………




…うぐ……





……う………




















その時ですよ!










確かに覚えてるのは、その時オレは茶色いコーデュロイのオーバーオールを着てたのさ。





そしてその時感じたのは…










オーバーオールの吊り紐を何かに引っ張られる感触。





何かに引っ掛かってるような固定感ではなく、



クイッ



クイッ



…って、小刻みに引かれる感触。





そして、おそらくそれは爪であろう先端部分で背中をつついてくる感触。





針というよりも、鉛筆で刺されてるような…。




















その後の事はよく覚えてないんだけど、確かオレが助けを求めるように突然勢いを増して泣き出したことに異変を感じたのか、すぐに出してもらったはず。





それからは、この事がきっかけだったのかもう効果がないとわかったからなのか、それ以降押し入れに閉じ込められることはなくなったんだけどさ。





オレは確かにあの時、鬼と遭遇してたんですよ。










まぁ大人になってから分析すれば、





泣き疲れて眠ってしまう



鬼が怖過ぎて悪夢見る



ギャーー!!






っていう流れだった事は容易に想像がつくけどね。




でも、もし自分が体験した不思議体験みたいな話になると、この話しか無いからこれを披露するんだけど。



出てくるのが鬼ってとこがあまりにブッ飛び過ぎてて、まぁポカンを食らうけどね。





でも誰がなんと言おうと、オレにとっての鬼それは



押し入れ鬼!



これしかいないんですよ。





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