8月11日(月) 山の日
当会会員のTKさんより「手打ち蕎麦を食べに来ませんか?」とのお誘いを受けたので、ご自宅へ伺うことになりました。
山形の地酒『竹の露』と横須賀銘菓を用意
雨の降る中、その前に神社へ参拝。
【菊名神社】
祭神:日本武尊、誉田別命、武内宿禰命、天照皇大神、木花咲那姫命
昭和の初期まで神明社(天照皇大神)、杉山神社(日本武尊)、浅間神社(木花咲那姫命)、八幡神社(誉田別命)、阿府神社(武内宿禰命)の5社が村社として地域の人々の信仰を集めて参りました。
中でも記録に残るものとして最も古くからあるのが、阿府(あぶ)神社であり、その歴史は仁和元年(885年)に遡るといわれております。時の天皇、光孝天皇が師岡に勅使を遣わされ熊野神社を創建なされた時、勅使がその途上、馬具の鎧をお納めになったことからその名が付いたと史書には書かれております。
この5社が昭和10年(1935年)、現在は菊名町公園となっている杉山神社の地に合祀され、名を「菊名神社」と改めた後、太平洋戦争の戦火を逃れてからは同所を保健所建設用地として提供するため、当時の八幡神社の地(現菊名神社の地)に社殿を移設されました。以降この地で菊名の総鎮守として地域の人々とともに歩み、また現在に至るまでその生活を見守り続けております。
[新編武蔵風土記稿 巻之六十七(橘樹郡之十)]
菊名村
○八幡社 村の西よりにあり。社前に木の鳥居あり。勧請の始をしらず。隣村大豆戸村 本乗寺持。
○神明社 村の東よりの丘上にあり。是も勧請の年歴を知らず。社は一間半に六間、西に向ふ。
村内の鎮守にて本郷師岡村 法華寺持。
○鐙明神社 村の艮にあり。土人の傳に云、往古貴人のここを過る時乗たる馬の鐙をここへ落せしか
ば、其鐙をもてかく崇めたりと。篠原村 長福寺の持。
○杉山社 村の中程にあり。社前に木の鳥居を立つ。郡内師岡村 法華寺の持。
長々と神社についての説明を書いてしまいましたが、私めが拝見したかったのが
手水舎を支える『がまんさま』
『がまんさま』は、菊名神社の手水鉢を支える鬼の石造のことで、寛政年間(1789年~1801年)に築かれたと伝えられています。
この『がまんさま』は、長い年月苦難に耐え、同じ仕事に飽きることなく手水鉢を支えているそのがまん強い姿から、人の道も努力・忍耐こそが開運を招く基であると諭しているんです。
手荷物がある上に傘を差しての参拝だったので、約束の時間より少し早いですが、この辺でKTさん宅へ向かうことにします。
ごちそうさまでした
KTさん宅を後に最寄り駅へと急ぎましたが、途中左膝が「バキッ!」と音を立て、痛みでしばらく歩くことが出来ないというハプニングが・・・。 (最近ちょっと無理してたかな)
今日は1日だけの夏休みを取得していましたが、何処にも出掛けられず自宅でゆっくり過ごしました。(ヴェルニー公園へ入港したイギリスの空母を見に行きたかったんだけどなぁ )