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今は雨が降るとテレビやiPadがあれば退屈しませんね。

昔50年前に長女を昼間一人でお守りしてた頃を思い出します。
やっと歩けるようになった1〜2才だった日々の
雨の日に狭いアパートで退屈なので、
近くの溝に
増えた水の流れに草や葉っぱを流しに行ったものでした。
長靴履くのも小さなパーマー色の傘をさすのも嬉しくて楽しくて、
雨雨降れ降れ母さんが〜〜〜〜
と歌いながら雨の散歩をしてた頃が懐かしいです。
可愛かったなあ。
でんでんむしむしかたつむり〜〜〜
めだかの学校は川のなか〜〜〜
と、たどたどしい口でうたっていました。
小さな時から歌が好きで歌が上手な娘だった。

今はもうあの子に会えなくて
とてもとても寂しいです。

かえるという文字を見ると、
帰ってて来ないあの娘のことを思ってしまいます。

昨日の朝も夢の中で、
失くした鍵か携帯のように
必死で名前を呼んで探していました。
目覚めたら、
探し出せる物じゃないのに ね。

公園でもお店でもどこでも、
あの娘によく似た色の白い娘さんや髪を縛った横顔やうなじを見つめてしまいます。
だから今も人のいるところには、
用がない限り
なるべく
行けないです。