今日は珍しく吹奏楽のおはなしです🎺


夏休みと言えば、吹奏楽のコンクールですが、
それが終わると秋に向けて、マーチングの練習を
始める学校も多い事でしょう。


私も中学では吹奏楽部に入っていて
マーチングをやっていました。
休みの日は毎日9時から5時まで
部活、部活の毎日でした。


その頃は、何も疑問に思わなかったのですが、
それから随分経って、アレクサンダーテクニークで
身体の事について学んで行くと
「果たしてマーチングでフルートを吹く必要が
あるのだろうか?」
と思うようになりました。


それは何故かと言うと、
マーチング時のフルートの構え方は
身体に負担をかけるのではないか、
と思い始めたからです。


マーチングではフルートを
真横に構える様に指導されます。

目は真っ直ぐ前を向き、
両肩と同じラインにフルートを
構えなければいけません。
楽器が前に出てはいけません。


その為に、フルートは長いので
右肩はかなり後ろに引き
左腕と左の骨盤を右に捻る感じになります。


その結果、演奏している間中
脊椎が常にねじ曲がった状態になります🤦‍♀️


フルートはそもそも、
身体と平行に構えるものではなく、
少し右手で楽器を前に押し出して、
顔は少し左を向いて構えるものです。
(正面に対して45度位右に向いて立つ感じ。)



そして、このマーチング時の姿勢が
私が側湾症になった原因の一つとして
考えられるかもしれないと思っています。


そういえば、当時のフルートパートの先輩も
学年に1人は側湾症の人が居たのを
思い出します。
偶然かもしれないけど💦


他の楽器は、縦に構えるので
そんなにマーチングの態勢も身体に
負担は無いと思いますが、
フルートには厳しいなぁと思います。


フルートは吹奏楽では
音が聞こえにくいので
ピッコロに持ち替えて
吹くのも良いんじゃないか、
と思ったりします。
ピッコロは短いので、真横に構えても
問題ないのではないかな🎵



中学生、高校生の大事な成長の時期に
なるべく身体に負担をかけない
楽器の構え方をしたいものですね。


🚶‍♀️🚶‍♂️🚶‍♀️


棚橋和子 Alexander Technique & Flute


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