「みんな」

 

って誰のことだろうね。

 

 

 

人それぞれ、その定義がちがうってことを

最近まで意識できなくて苦しかった。

 

 

ゆいさんが

「みんな」についてブログで書いていて、

 

 

ちぇるさんの言葉も読んで、

 

 

 

わたしが「みんな」って言葉に抵抗感を感じているのは、

 

「みんな」 = 「全ての人」

 

って思ってるからだって分かったの。

 

 

ひとりのもれもなく、全て。

 

 

 

 

思い出すのは、

 

 

子 「みんな持ってるし、わたしも欲しいー」

 

母 「みんなって誰なの?」

 

子 「○○ちゃんと、、、、●●ちゃん、、、」

 

母 「それはみんなじゃないでしょ。」

 

 

って会話なんだけど、

怖いことに、よくよく振り返ってみたら、この会話実際わたしと母がした記憶が、、、ない!!

本とか?マンガ?他人の話?

それがすっかり自分の記憶として残っていて、わたしにとっての「みんな」の定義になっている恐怖。

 

 

 

その時によって、

クラスのみんな」 だったり

友だちのみんな」 だったり

 

修飾語はつくの。

 

 

でも、

確実に目の前の「全ての人」

 

 

そんな思いの分、

「みんな」を使う人にもいつの間にか厳しい目を向けていた。

 

 

みんなっていうのは、

確実に一人残らずですよね?

全員ってことですよね?

 

 

 

例えば、

クラスの中で、置いてきぼりの子がいるのに、

何かの講座で、結果を出すのが一部の人だけだったのに、

 

 

「みんなでやりました。できました。」

って言う。

 

そういうのにモヤモヤしてきた。

 

おいおい。

わたしはみんなに入ってないんかーい!とか、

一部以外はどうなってんねーん!とかね。

 

 

そんなんだから、

「みんな」って言葉を出すのに、

いつも躊躇してしまっていた。

 

 

子どもの頃、

読書感想文とか、都合よく使いたくて書くと、

何だか後ろめたい気持ちになったし、

ブログでも、使うのをためらいながら使ったりした。

 

 

 

わたしにとっての「みんな」はひとつの大きなグループではなく

ひとり対ひとりの繋がりが束になったものみたい。

 

 

どこまでいっても、

「わたし」 と 「あなた」 なんだな。