前回のつづき・・・☆
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/77/36/j/o0400022514585178285.jpg?caw=800)
(大阪駅御堂筋口)
夜の大阪駅で待ち合わせ。
でもJRの大阪駅は広くて、待ち合わせすると必ず電話で話しながらお互いを探し合うことになる。
この日も結局、
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/13/09/j/o0400018814585178291.jpg?caw=800)
ビアードパパやマネケンが並ぶ中央口の方で会えた。
相手は中学・高校と同じだった、『とまだ』という同級生。
とまだは高校卒業間近に仲良くなった子で、
卒業してすぐに一度だけ遊んだあとは、昨年の夏はじめて脚本した二人芝居を観にきてくれるまで会わなかった。
それからも会えてなくて、先日やっと再会したのだ。
最後に遊んだとき私たちは18歳、今は28歳。
ゆっくり話をするのは、10年ぶりということになる。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/23/df/j/o0358031714585178296.jpg?caw=800)
阪急32番街の空庭ダイニングにある『英國屋』でいっしょに晩御飯をした。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/ba/70/j/o0350026214585178300.jpg?caw=800)
楽しく美味しく話を始める。
不思議と、10年という月日を感じなかった。
ずっとまめに会っては話してたような、不思議な感じだ。
ひろかは中学・高校と人間関係をうまくやれてなくて、一人でいるのが嫌でグループに入ってるような子だった。
(HIROKAの中学・高校時代に関する記事)
人生初☆同窓会
中学・高校一貫校なので、6年間やり直すきっかけが無かったのもあり、
自分をうまく出せず、楽しくない学生生活を送ってた。
そんな学生生活が終わる直前、仲良くなったのが『とまだ』。
学校あるある(だと思ってる)だけど、クラスの中でなんとなくランクみたいなのがあった。
地味であまり騒がないグループ、派手で自信ありげなグループ、どちらとも言えない中間グループ。。。
ひろかは言わずもがな最下層にいた。(言い方失礼だけど)
とにかく当たり障りなく、嫌われないように目立たないようにやり過ごす。
『とまだ』は、違うグループにいた。
まさか仲良くなるなんて思いもしなかった。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/31/55/j/o0285028514585178307.jpg?caw=800)
同じw-inds.の慶太くんのファンで、意気投合してカラオケに行ったりコンサートに行ったりしたのだ。
とまだは、思ってたイメージと違ってた。
今思えば、
あの頃はみんな、自分の居場所を確保するために『こうあろう』としていたのかもしれない。
未だにそんなときもあるけど・・・とくに手探りな年齢だったんだ。
やり方やカタチが違ってただけで、ひろかだけじゃなかったのかもしれない。
そんな思いもありつつ、『とまだ』と28歳になって話をした。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/db/60/j/o0500039614585178310.jpg?caw=800)
ビックリするくらい、大人になってた。
ひろかがHIROKAとして芸能界で活動をし始めて早7年目。
立ち止まったら終わりだと思い込み走り続けている。
諦められたらどんなに楽だろう。
諦められないから、走り続ける。
走り続けることで、自分が夢に向かえているようで安心する。
立ち止まったら終わりだ、動け!動け!!
ずっと消えない不安と緊張と焦燥感。
この世界に入ってから、何をしてても頭から離れない。夢にもみる。
そこにきて、ここ最近八方塞がりになりいちだんと自分を追い詰めていた。
そんな話をしたら・・・
『追い込みすぎると、好きだったはずのことが、嫌いになるよ』
とまだの言葉にハッとした。
とまだは、高校を卒業してすぐに就職し、美容師として今まで働き続けている。
過去に、自分の好きな仕事が嫌いになりかけたことがあったらしい。
乗り越えたからこその言葉だ。
今は自分を追い込みすぎないよう『休憩』を大切にしながら、大好きな美容師の仕事を続けている。
『休憩したっていいんだよ。終わらないよ。すこし休んで、またよいしょって歩き出せば良いんだから。』
本気だから、頑張りすぎたからこそ、見失って苦しんだ。
そのHIROKAの気持ちを汲んで、とまだはそんな言葉をくれた。
全身に鳥肌が立って、目頭がじわじわ熱くなった。
そっか。
休憩したって良いんだ。
負けじゃない。終わりじゃない。
とまだの言葉で、大きくホッとした自分がいた。
張りつめて、ガチガチに固まっていた心がほどけていった感じだ。
立ち止まることは『新しい出発ができる』ということ。
何もなくて焦る気持ちはもちろん無くしちゃいけないけど、『大好き』が『苦しい』だけになっちゃ本末転倒だ。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/0d/bd/j/o0500052614585178316.jpg?caw=800)
18歳のあの日、
とまだとこんな話をするなんて、こんなに救われるなんて思ってもみなかった。
↑でも書いたけど、
あんなに悩んでた過去や、過去に出会った人に救われる。
人生って不思議なものだなぁ。
過去も今も、ちゃんと未来に繋がってる。
どんな時間も思いも、出会いも、けっして無駄じゃない。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190912/11/muku1ban/55/e8/j/o0350050014585178321.jpg?caw=800)
とまだ、本当にありがとう。
また美容院いくね!キレイなコケシにしてね!(* ´ ω ` *)
そして、またぜひ舞台観にきて。
ひろかがHIROKAとして、大好きな仕事をしてる姿を。