三男の生前、嬉しかったことがあります。
それは三男が入院していた病院のNICUで、敦希の話がよく出ていたこと。
いつもは避けられる敦希の話題を、NICUでは三男の頑張ったお兄ちゃんとして話してくれる医師や看護師さんの話が本当に嬉しくて。
敦希の頑張りを改めて認めてもらえること
三男のお兄ちゃんとして話題にあがること
本当に嬉しかったなぁ…
私が三男を妊娠している時、お腹の中の三男を「2人目」とか「長男くんもついにお兄ちゃんやなぁ」とか結構言われて、悲しさを通り越して本当に腹が立った。
敦希が亡くなった時、一緒に悲しんでくれたけど、やっぱりそんなもんやんかと思った。
母親の私からしたら、子どもが亡くなったからといって、子どもの数を減らして公言なんてしない。
状況によっては減らして言わなければいけない時もあるけど、心の中ではいつも私の子どもは3人
でも、他人は当然のように減らして言ってくる。
他人でなくても友人や身内も…。
と、ついつい愚痴を言ってしまったけど…
話を戻します。
三男が亡くなった時、NICUの医師や看護師さん、スタッフの方々から三男へのメッセージを書いたものをいただきました。
よく頑張ったね
強かったよ
痛い注射も頑張ったね
ずっと忘れないよ
大好きだよ
担当医の先生からは…
入院生活お疲れ様でした
頑張ってくれてありがとう
ゆっくり休んで下さい
主治医の先生からは…
ご両親から素敵な名前をつけてもらったね
毎日、小さな体で力強く頑張ったね
天国でお兄ちゃんと仲良く遊んでね
たくさん勇気をもらいました。ありがとう
これは三男が頑張った証として、私の大切なもの。
NICUのスタッフの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
正直なところ、私は天国とかお空とか天使とか、いまいちピンときません。
だから私はあまり使わないのですが、敦希と三男は兄弟だから一緒にいるんだろなぁと思っています。
どんな兄弟なのかな?会いたいな。
敦希(5ヵ月)
三男も敦希も、2人とも、本当によく頑張ったもんね。
だからこそ、私はもっと胸を張って生きなきゃいけないなぁと思うけど、まだまだ弱くて情けないお母さんです。
三男の記録も、そろそろ思い腰を上げて…
次回から書いていきたいと思います。