正直な気持ち | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。



去年の今頃は、安定期に入って、少しつわりもマシになり、お腹も目立つようになっていた時期でした。


敦希が亡くなっているのに、新たな赤ちゃんの誕生を待ち望むことに罪悪感もありました。


でも、三男は間違いなく敦希が繋げてくれた希望。


敦希もお兄ちゃんになれる。


本当に本当に楽しみでした。


長男も三男の誕生をとても楽しみにしていて、たくさん赤ちゃんのお世話をして可愛がるんだと言っていました。


家族みんなで楽しみにして、夢を膨らませていました。


まさか、また心筋緻密化障害だなんて…


まさか、また子どもを亡くすなんて…


来年の今頃は赤ちゃんの育児も加わって、にぎやかな生活を送っているものだとばかり思っていました。


まさか亡くなっていて、既にこの世にいないなんてね。


また同じことを繰り返すだなんて、思ってもみませんでした。


私の考えが甘かったのかな。


一生分だと思っていた苦しみをまた一から繰り返して、2倍の苦しみを味わっています。


誰も悪くないのは自分が一番よく分かっているつもりです。


でも…


周りは次から次に赤ちゃんを無事に出産しています。


健康な赤ちゃんを当たり前のように育てています。


だから、どうしても、何で私だけこんなに惨めな思いをしないといけないんやろう…と思ってしまいます。


長男は健康に生まれ育っているのに、こんなことを私が言ってもおかしな話だと思われるかもしれません。


だけど、それほど、敦希と三男と、2人の我が子を亡くしてしまったことは大きくて…


どこにもぶつけられない気持ち。


難しいです…。


今の私には三男が生きていた時のような前向きな気持ちや強さはありません。


それでも今を生きるしかなくて、何とか明るく生きてます。


いつか、この苦しみや我慢が報われる日が来るのかな?


と思いながら、日々生活しています。









生きていたら…


敦希はもうすぐ5歳。


三男は今日で9ヵ月。


私は3人のお母さんで間違いはないけれど、3人育児をしてみたかったなぁって毎日思います。









敦希






三男