最近疑問に思ったこと。
『BNP』と『NT-proBNP』
敦希の病院はBNPだった。
BNP
~脳性ナトリウム利尿ペプチド~
名前だけ聞いても、何のこっちゃ?って感じだったけど、医師からは心臓の負担を表す数値だと説明を受けた。
ずーっと目安にしてきたBNP。
他の人のブログでNT-proBNPを初めて見た時、BNPの正式名称なのかなーって思い込んで、てっきり同じものだと思ってた。
でも、ある方がこのブログを通してBNPは2種類あるって教えてくれて、そうなんやーくらいに思っていたけれど…
たまたまネットで検索してみたら、
日本心臓財団に
NT-proBNP=BNP×6
って載ってて…
(あくまで目安らしいが)
敦希がBNP200~300くらいをキープしていた時、同じ心筋症の子どもさんで何千、何万っていうBNPを見て
敦希はまだ低いんやなー、なんて呑気に思っていたけど
でも、何千、何万はNT-proBNPの数値やん、と最近気付いて…
敦希はICUにいた時
BNPが4000以上あったから
単純計算で×6=24000
めちゃくちゃ高いやん…
って今頃気付いた。
200の頃でも×6=1200
4桁あるし…
何が違うの?2つのBNP
何で病院によって違うの?
NT-proBNPをネットで調べても、いまいちよく分からない…
NT-proBNPは腎機能に影響を受けるため、心機能評価に注意を要するって載ってた。
よく分からない。
でも、敦希は心臓の負担が大きい中、一生懸命一生懸命頑張っていたんやなぁ…ということは分かる。
医療格差
敦希を亡くしてから、すごく感じた。
小児循環器で有名な病院でも手探りだったこと。
それでも主治医は心筋緻密化障害は見慣れているって言ってた。
敦希が難しい症例だったのかもしれないけど…。
どの病院でも同じ治療が受けれたらなぁ…ってよく思うけど、全ては難しい。
でも、せめて、小児循環器専門がある病院でなら、同じ治療が受けれる時代がきてほしいな。
同じ病気でも、助かる命と助からなかった命…
当たり前のことかもしれないけど、生きられなかった我が子のことを思うと、やっぱり悔しい。
悔しい…
悔しい…けど、今も病と闘う子どもたちには一人でも多く元気になってもらいたい。