出産祝い | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


ここ数日、風邪気味で体調が悪くて、精神的にもしんどくて、何もやる気が出なかった。


でも今日はなぜかスイッチが入って、長男と一緒に片付けや大掃除をした。


朝は曇り空だったけど、一段落ついた頃には、外は快晴に。





田舎、最高!笑


押し入れの片付けをしていると、ある人からいただいた敦希の「出産祝い」が出てきた。


使う時が来るまで…と、大切に置いたまますっかり忘れていた。


(ごめんなさい)





箱を開けた途端…


涙が止まらなくなった。





箱の中には


肌着やTシャツ、スタイ、コップ、ランチョンマット、おもちゃ…


敦希のために可愛いものがたくさん詰めてあった。





でも…


敦希が使うことは1度もなかった。


そう考えただけで、悲しくて悲しくて、どうしようもなくなった。


泣けて、泣けて、泣きまくった。


それを見て長男が


「なぁに?コレ?あっくんの?」


「○○(長男)があっくんにあげてくるわ~」


そう言って敦希の写真があるベビーベッドにオモチャを持って行ってくれた。


「あっくん、ほら~」


ってオモチャを鳴らせてくれた。


お兄ちゃん、優しい!


感涙~!





他にも敦希はたくさんお祝いをいただいた。


ほとんどは天国に一緒に持って行ったけど、オムツケーキはまだ部屋に飾ってる。





敦希は生まれてきてくれたのに


もう、この世にはいない。





出産祝いを見たことで現実に襲われた。


でも、たくさんの人にお祝いしてもらったことも思い出し、少しあったかい気持ちにもなれた1日でした。