覚えていてほしい | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


長男と一緒にお風呂に入ってた時のこと。


敦希が使っていたバスチェアー。


片付けずにそのまま浴室を出たところに置いてあるんだけど、ふと長男が話した。


「ここにあっくんおったんやー」


覚えてるの?って聞いたら


しっかり「うん!」って答えた。


「○○とパパとあっくんでお風呂入ったんやー」


「 (お湯)かけてあげたんやー」


もう8ヵ月以上も前のことなのに、ちゃんと覚えてくれてる!


もう嬉しくて嬉しくて…


かーちゃん、嬉し泣きしてしまったよ。


そしたら長男が


「あっくんここに来るから大丈夫」


「ほら来たよー」


と励ましてくれた。


長男と敦希が一緒に過ごした期間は4ヵ月。


たった4ヵ月なのかもしれない。


それでも、他の兄弟姉妹に負けないくらい濃い期間だったと言える。


いつかは敦希のリアルな記憶は忘れてしまうのかもしれない。


悲しいけどそれは仕方のないこと。


それでも、少しでもいいから敦希との思い出を覚えていてくれたら嬉しいなぁ。



長男は記憶力がいい。
(小さい子どもはみんなそうなのかな?)


アニメのセリフとかを単発じゃなく物語として記憶してたりする。


だから、いつまでも覚えていてほしいなぁって強く思ってしまう。


私の勝手な希望だけど。。。


長男のそばには、いつも敦希がいて


守ってくれている


一緒に遊んで笑っている


私はそう信じている。


だって、兄弟やもん。













2013/9/28 1年前の今日

あっくん暑さでお顔が湿疹だらけ(涙)

兄弟の姿、ホッコリする。

長男があっくんをベッドから「おろしておろしてー」ってうるさくて、おろしたら

「あっくんギューしたい」って抱っこしてた。

きっと可愛くて可愛くて仕方なかったんやろなぁ。

敦希が再入院した時に、長男は面会できなくて、あっくんに会いたい会いたいって泣き叫んでいたことを思い出す。

何でたった2人の兄弟が…

敦希と長男が引き裂かれなあかんのやろ。

悔しいよ。


…なんて、また気分沈んでたら


今日、遠方に住む大好きな友達とメールして元気もらえて

買い物に行ったらもう一人の大好きな友達にバッタリ会えて…

元気もらえたし、また頑張らなくっちゃ!