こんにちは!ムクです。旅先で、2年ぶりにプールに入りました。
3mほど、顔つけて平泳ぎをチャレンジ。試行錯誤すると、沈むことなく力を抜くことができるんだ!とうれしい初体験。

 

今回、久しぶりに鬼PTさんの記事を引用させていただいています(いつもありがとうございます)
 

【筋トレは悪なのか】

当事者や医療従事者といった、いろんな立場の方がよく、筋トレは

  • 片麻痺には良くない
  • 痙縮につながったり
  • 逆効果となる可能性がある と
    述べられている文章をネットやブログで目にしたことがありました。


私は、「筋トレ」というのは、

  • マシントレーニングのこと なのか
  • いや筋肉を強くするためならマシン使用いとわず なのか
  • 結果的に筋肉を動かす動作のことなのか、


退院して半年後ぐらいに、めちゃくちゃ考えさせられました。いろいろインプットしすぎで…

その時は、鬼PTさんの記事2つで、ものすごく納得がいきました 一つ目の記事↓

 

以下抜粋

 『筋力を向上させる、つまり、筋肥大を狙うのであれば、最大抵抗での運動が必要です。
 しかし、片麻痺の方の場合、例え軽度の麻痺であっても、最大抵抗の運動は避けるべきです。

 異常な筋緊張が高まってしまうからです。 中略

 レッグプレスやレッグエクステンションなどは、上肢の異常筋緊張が高まりやすい傾向にあります。
 エアロバイクやステッパーなどは、腓腹筋、足趾の屈筋群の異常筋緊張が高まりやすい傾向にあります。
「適切な負荷で行う」ことが、とても大切です。』

『片麻痺の方の筋出力を向上させるのに、私が狙うのは、筋肥大ではなく、運動単位の増員になります。 
ちょっと難しいですが、要は、筋肉の出力の効率化を図るイメージです。
ですので、異常筋緊張を高めないレベルの負荷での運動を多く行うのが、ポイントになります。

この異常筋緊張が高まらない、しかし、しっかり負荷がかかるというレベルの負荷を「最適抵抗」といいます。

 パワーリハビリに限らず、川平法等の神経筋促通手技も、同様に最適抵抗で行わなければ、効果が得られません。ここの見極めが、セラピストの技量の差につながるといっても、いいかもしれません。』



患者さんで、パワーリハビリをされて歩けるようになったけど、肩が…という、もう一つの記事↓

 

 

 

 

では、私の話です。

骨折したことがきっかけの、自分の感想話になりますが、

  • 動かさないと筋肉が痩せてきて
  • 動かすぐらいでは、力がつかなくて
  • ストレッチ➡又は筋力増強のための運動
          又は歩行中心の動き(拮抗する筋肉含めての筋肉の曲げ伸ばし)の繰り返し🔁をしています。

これだと、毎回セラピストさんがいなくても一人でできます。将来的にはマシントレーニングをしたいですネ。
鳩時計🐦が鳴ったら、の合図(30分毎)で、こまめに反復するという試みを続けています。
 

【代償は悪なのか】

  • ある動作を頑張ってしていても、
  • 力の入れ具合やその方の後遺症の重篤さによって、 すなわち
  • 「できたと思っていても、それは代償しているだけ、違うよ、ダメだよ」というネガティブな印象。

    確かにそうでしょうが、「その部位は全く動かない、イメージすらも浮かばない」となると、どうしたらいいのでしょうか…

    私の場合は「底屈(足首から先を下に動かす)」でした。画像はお借りしました

    上にあげる動作(背屈)はできるようになって、背屈のあと、力を抜くと「下に戻る」ということはできます。ただし、
    動作のスタートから、足先を、下の方に動かすことは、ずっとできなかったのです。動かし方を全く忘れているというか。

でも、今回大腿骨を骨折して、鼠径部を伸ばしたり、動かしたりする機会が増えたので、動くようになったのですよ^ ^

 

最初は、寝転んで、股関節を伸ばすよう力を入れますと、「あれ?足首下に動いた?」みたいな感覚からできるようになったのです。

 

 

座って(長座位)は、股関節ロックされていますので、膝裏にテニスボールを入れて、そこに力を入れるとできます(訪問リハ時に相談の結果)


今では、テニスボールなくても、↑微力ですが座ってできるようになりました。

 
必ずしも、書いてある通説のような情報は、正しいとは限らないですよね…

特に、私なんて、勝手に切り取って解釈しがちなので要注意です。

情報過多にならないよう、

自分で勝手に切り取って解釈しないよう、

気をつけたいです💦


次回は、『「脳卒中後のプラトー」はナンセンス、間違っている!という意見を持っていたけれど』をテーマに、自分の考えを述べたいと思います。

 
お読みくださりありがとうございました。