熱帯注意報。(SS) | 軽挙妄動禁止条例。

熱帯注意報。(SS)

※07単車SS《桃浦》です。
しかもちょっとえちぃかもしれません;
ダメダメな方はバックプリーズ。










『――ほら、うまそうだろ。お前の大好きなヤツだ』

そう言って亀の目の前に棒状のそれをちらつかせれば、可愛いオレの亀は晒されたそれを物欲しげなやらしい顔で見つめてきた。

『…欲しいか?』

すると、亀は焦らすオレを恨めしそうに上目遣いで睨みつけた。
別に怖くないけどな、そんなエロい顔じゃ。

『……いいぜ?ただし歯は立てるなよ』

『…わかってるよ。』

小さく頷いてぷぅ、と可愛らしく赤みが差した頬を膨らませると、それを支えるように持つオレの手を両手で包んだ。
まずはゆっくり舌先でちろ、と舐める。
その時に見えた赤い舌がなんとも言えずエロい。
それからオレは暫くペロペロと夢中で舌を這わす亀を観察するかようにじっと見ていた。
身体が熱いのか、いつもはきっちり閉じられた襟元が緩められていて、すでに上気した肌がそこから露出している。
そこから覗く浮き出た鎖骨に残された紅い跡が、昨夜の行為の激しさを表していて…。
一生懸命にそれを舐める亀に愛しさを覚え、よしよしと柔らかく頭を撫でてやれば、亀も嬉しそうにその蒼眼を細めた。

『うまいか?』

『んぁ…、おいひぃょ…。は、ぅ…ん、桃の…味がする、から…』

唇ではむ、と銜えてからゆっくりと引き抜くようにすれば、その唇には含んでいたそれから溢れた液体がたっぷりと付着した。

『…んぅ、…ぁ、やだ、口のまわり、ベタベタ…』

ぺろり、と自身の唇を舐める様は妖艶としか言い様がない。

『…ほら、まだ終わってねぇぞ。いいから銜えろよ』

『…うるさ…っ、ッふぁ…ん…ッ』

生意気な口は黙らせるに限る。
さっきまでさんざん舐めさせていたモノを、また再び亀の口内へ突っ込む。
いきなり奥まで銜えさせたせいか、うっすら涙を浮かべた青い瞳がオレを不満げに見つめた。
しかしそれも長くはなく、再び恍惚とした艶やかな表情を浮かべ、しっとりとそれに舌を這わせ始め――――










『…………って、お前らなにやってんねん』



『あぁ?んだよ、熊か。いやこいつがよ、暑いからアイス食いてぇとか言うからよ』

『んもう!だから自分で食べられるって言ったのに!先輩のせいで金ちゃんに変に思われてるじゃないっ』

『……いや、あんなぁ;』

『いいじゃねぇか、たまには。スキンシップだよ』

『何がスキンシップだよっ。ねぇ金ちゃん聞いてよ!先輩ったらね、いきなり口の中に突っ込んできたんだよ!?信じらんないでしょ?』



『……とりあえず、そーゆーんは部屋でやってくれ;』



逝っとけ☆←





『あーマジうざいよねぇあのバカップル☆(黒笑)』

『そ、そやなぁ…;(良太狼のオーラが真っ黒なん気付けや…っ(屮TДT)屮)』



【すでに使い古されたネタです;でも自分ではえちぃの書けて満足(笑)いや、初めて書いたんで拙いところは許して下さいな。それにしても、やっぱり良ちゃんは黒くなきゃ良ちゃんじゃないよね☆←あ、でもちょっと金ちゃんが可哀想すぎたかも(^_^;)】