あともう一つだけ指摘しておきたいのが、日経新聞。
ちゃんと取材してなかったんですね。
上記会議(5/23)の直後の日経新聞記事によると
司法試験の予備試験、年齢など資格制限を検討 有識者会議
2014/5/23 23:22
司法試験のあり方などを議論している政府の有識者会議の会合が23日開かれ、法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる「予備試験」について、年齢制限など受験に一定の制約を設ける案が提示された。本来は「例外措置」のはずの予備試験に受験者が集中しているためで、同会議は今秋をめどに見直し案の提言を目指す。
2014/5/23 23:22
司法試験のあり方などを議論している政府の有識者会議の会合が23日開かれ、法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる「予備試験」について、年齢制限など受験に一定の制約を設ける案が提示された。本来は「例外措置」のはずの予備試験に受験者が集中しているためで、同会議は今秋をめどに見直し案の提言を目指す。
ところが、最近出された議事録をよく読んだら、上記の、推進室の意見のほうがよっぽど重要ではないですか!
上記記事は、何を取材して、こんな記事を書いたのか?ニュースソースは!?という疑問がここで出てきます。
結局は、日経新聞のニュースソースが、法科大学院関係者・推進論者に偏っていたから、こうなったんだろうと思います。
そもそも、これまで日経新聞は、一貫して、法科大学院を守ろう、残そう、それが民意だ、市民の声だ、理念は大事だ!といったスタンスの、ほとんどスローガンとしか思えないような記事を掲載してきました。
その真実が、一部の法科大学院関係者・推進論者の戯言の書き写しにすぎなかったことが、これでよくわかりました。
ありがとうございました。