ｂｙ政府の「法曹養成制度検討会議」（座長＝佐々木毅・元学習院大教授）
http://www.asahi.com/national/update/0619/TKY201306190111.html
いわゆる下位ローと称される、司法試験合格率の悪いローを出ても、司法試験の受験資格が与えられないことになるんですね。
具体的にどういう基準で司法試験の受験資格の有無を決めるのかもわからないので、中位ローまで崩壊するんじゃないでしょうか。
この報道を見た時点で、
・上位ローに入れない人は、その入学できるローを出ても受験資格が得られないかもしれないと考え、ロー進学をやめる
・上位ローに入るような人は、こんなバカな議論をしている奴らの掌中に入らされてカネを取られて新卒カード取られていい就職のチャンスを失ってなお借金まみれにされる現行制度などくだらん、バカらしいと考えるはずなので、ローなど入らない
・上位・中位・下位含め、ローには誰も来なくなる
という悪循環に切り替えようとしているんですね。わかります。
上位ローに学生を流し込もうという策なんでしょうが、たぶん全滅す
るような気がします。ﾅﾑｰ(・人・）
法曹を目指す人が司法試験・厳しい就職戦線で生き残るためには
・上位ロー入学一点買い
・予備試験一点買い
・予備試験一点買いで、保険として上位ロー入学
のいずれかが望ましいと考えます。
ところで、「合格率」というけれど、どの合格率かによって変わります。
ローの能力を示す上でもっとも正しい数値としては
「対入学者合格率」（合格者数÷ロー入学者数）
と考えています。優れたローなら、
・入学時点で厳格な選抜をする。
・入学させた以上、退学者を出さず、徹底して教えこむはず
・受け控えなどありえない
からです。