お待たせしました!
(え?待ってない?勢いが大事なのでお許しをデレデレ


昨日の痔ろう根治再手術について、朝の流れから順番に書きますね。

少し長くなりそうですが、よろしければお付き合いください。


あ!
注意途中からかなりグロテスクな表現が出てきます。
苦手な方やお食事中の方は読むのをお控えくださいねあせる


*

*

昨日、入院&手術当日の朝
わたしは75リットルのスーツケースとサブのボストンバッグを持って、タクシーで病院に着きました。

受付で入院手続きをして、そのまま先に診察を受ける仕組みのようです。

預り金支払いなどの手続きを済ませ、待合室で荷物を脇に置いたまま、外来の患者さんと一緒に名前を呼ばれるのを待ちます。



周りを見渡すと、どうやら同じような今日入院するっぽい方がちらほら見られます。


皆さん、非常に身軽!滝汗

小さめ(40リットルくらいかな?)のスーツケース1つや、中にはボストンバッグ1つの方もいらっしゃいました。

ま、まあ皆さん男性だしね。
男性は、女性と比べて荷物が少なくて良いよね〜滝汗

と、根拠のない負け惜しみを心の中でつぶやきながら、明らかに悪目立ちしている大荷物と一緒にそわそわ待ちました。



名前を呼ばれ、その大荷物と一緒に診察室に入ります滝汗


前回お会いしたのとは別の先生が対応してくださいました。
手術の執刀は前回の先生がされるそうです。

まずはお尻の診察。

そのあと、先生が入院の段取りや前回受けた血液検査の結果、腰椎麻酔の注意点などをお話しされます。
今日受ける手術の簡単な説明(詳しくは前回の診察のときにお聞きしているので)もありました。

「余裕があれば、モニターで手術の様子を見ることもできますのでどうぞ。」


?!ポーン


じろる「え?様子を見られるんですか?」

先生「ええ。手術中はずっと映っていますのでね」


いや、待って。
自分が切られてるところを見るってことですよね?

無理無理無理無理チーン

わたしは傷を見るのがダメで、ドラマの手術シーンでも目をそらすくらいだものゲロー


「先生、そういうの苦手なので、見なくても大丈夫ですか?」

先生「はい、ご自由に。でもご自分の体のことですから、できるなら見ておいた方が良いですよ」


確かに、そうですが。

ごめんなさい、無理ですーあせる

見るのは絶対にやめておこう、と心に誓って診察を終えました。



そのあと、腸の中をきれいにします。

前の病院の手術では下剤を飲みましたが、今回は浣腸でした滝汗

これはこれで詳しく書きたいのですが、長くなりそうなのでまた後日にしますね。

先に進みます。



浣腸が終わると病室に案内され、手術着に着替えて術前の点滴をしました。

手術は午後から。
点滴のあとは、あてものの準備をしながら呼ばれるのを待ちます。

あてものついても詳しく書きたい…!
後日書きますね。
書きたいことがいっぱいだー笑い泣き


この、手術を待つ時間が一番の緊張タイムあせる

*

言われていた時間になりました。
看護師さんがお迎えに来てくれて、一緒に歩いて手術室に向かいます。

手術室は、前の総合病院よりはかなりコンパクトかな。
でもたくさんのスタッフさんがお迎えしてくれました。


そして

あった!

手術台の上にカメラ発見。
その映像が割と大きめのモニターに映し出されています。

あれを…見ないようにすれば良いのね。

モニターの場所を心に刻みます笑い泣き

と、ここで。
「はい、メガネをお預かりしますね」とスタッフさんの声。


そうだった!
わたし、目が悪いんだった!


普段はコンタクトレンズを着けていますが、裸眼だと視力は0.1を切っています。
メガネを外したら、ほぼ見えません。

これでは、モニターの映像なんて全然見えません

ラッキー音符


手術中のグロい映像が見えてしまうかも、という心配事がなくなりましたキラキラ


ほっとしたところでいよいよ手術開始。




腰に麻酔の注射を打って(何回やってもあの変な感じは苦手ですあせる
麻酔が効いてきたらうつ伏せになります。

これまでの手術では眠くなる薬を点滴で入れてもらっていましたが、こちらの病院ではそういうのは無い様子。
意識はかなりはっきりしています。

少し怖い…滝汗



執刀医の先生、登場。

そしてセカンドオピニオンの件でお世話になった前の総合病院の外科医トラ先生も本当にいらっしゃいました…!
わざわざありがとうございます。


「はい、では始めますね」

イマドキの音楽がかすかに流れる中で、手術スタートです。



注意ここからかなりグロテスクな表現があります。
ご注意ください注意



これまでの手術より頭がはっきりしているので、否応なしにお尻に意識が向くわたし。

もちろん痛くはないけど、何かが当たって何かが流れた感じ?(十中八九、でしょうね滝汗


と、ここで。
執刀医の先生がスタッフさんに声をかけました。


「ちょっと、メガネ取って。じろるさんに画面を見せてあげたいから」




!!!


メガネって
ワタシノデスカ?!ゲッソリ


スタッフさん「はい、顔を上げてくださいね」

あっという間にわたしの顔にメガネが装着されました。


先生「ちょっとモニターを見て。今こうなってるわけです」



注意ここから先は読みたい方だけ読んでください。ほんとに注意注意




先生の指示だったら見ないわけにはいきません。


恐る恐るモニターに目を向けると
画面には、わたしのお尻のアップが。

痔ろうの膿が出ていた部分に銀色の棒のようなものが刺さって、血が流れていました。

先生「ここが痔ろうの出口、二次口ね」


そしてその横には
肛門の中の様子が拡大されて映っていますゲッソリ

おそらくお尻の穴に肛門鏡というものが入っているのでしょう。

「で、ここが一次口」

先生が、肛門の奥にある膿の入口(一次口)の場所を教えてくれました。
皮膚がびろびろしています。


そして、
「ここからここまでをくり抜きますから」
そう言いながら、銀色の棒を二次口から一次口へ出したり入れたりと動かされましたゲッソリ



今だから冷静に書けるけど、そのときは

ひぃぃ〜ゲロー

これがわたしのお尻?!
グロいよーチーン
怖いよーチーン

と心の中で叫んでいました。



説明が終わったら、メガネは外されました。


予期せぬ突然のできごとに、そのあとも心臓バクバク。手汗もすごくて。

近くにいる看護師さんに心配されてしまいました。

しばらくは動揺を鎮めるのに精一杯。
あまりお尻に意識はいきません。


でもね
映像にはすごくびっくりしたけれど、
何をどう手術するのかしっかり説明してくれて、信頼できるし安心してお任せできるな、と思ったのも事実です。
すごいオープン。それだけ自信があるってことですよね。

心の準備はできていなかったけど滝汗


*


手術は順調に進んでいるようです。

時々先生が、助手(見学?)にいらしている前の病院のトラ先生に説明をしている声が聞こえます。

一回目の手術にダメ出しをする内容な気がして、聞かないようにしました。
知らないほうがいいことってあるよね笑い泣き



流行りの曲が7曲くらい流れたところで、先生の声。

「メガネもう一回良い?」


ハイ、来ましたね。

なんとなく予感はしていましたよ笑い泣き


注意またグロテスクゾーンです注意


再びメガネをかけられてモニターを見ると、

さっき銀色の棒が刺さっていたところに大きな穴が空いています。

これは1回目の手術のあとに見たものと同じ感じ。
見たのは手術からしばらく経ってからだったけど。

穴の中は真っ暗闇。ではなくて、黄色っぽく見えました。
皮膚?筋肉?何だろう?

モニターも2回目ともなると、意外に冷静に見られるものですね笑い泣き


「ここからここまでをくり抜きました。一次口も二次口も縫っていないけど、自然にふさがっていくからね。あとお尻の筋肉はこの辺りにあるので、影響は最小限です」

先生がまた細かく説明してくださいました。


そしてもう一つおまけが。

「で、これが取った瘻管ね」

目の前に差し出されたそれは、小指ほどの長さでぶよぶよしたモツみたいなモノでした。
筒状になっていて、先生が切り開いて中も見せてくれました。

「ここを膿が通っていたんですね〜」とわたし。


なんだか感覚が麻痺してきていて、
グロいを通り越して感慨深いです。


瘻管は前の手術のあとにも見せてもらいましたが、そのときの硬そうなパスタみたいのとは随分違います。
不思議。



そんなわけで、自分の手術されているところを見るという人生で初めての衝撃体験を経て、手術は無事終了しました。





長々お付き合いいただきありがとうございました!



だ…大丈夫でしたか?あせる
気分が悪くなられた方がいたらすみませんあせる



もし良かったら、ネットからお借りした画像ですが、お口直しにどうぞ照れ