いよいよ肛門周囲膿瘍 排膿手術の日。

 
 
手術前に先生が説明に来てくださいます。
 
今回は膿がかなり溜まっているので、お尻を切開してチューブ(ドレーン)を差し、しばらく様子を見るとのこと。
 
「そのあと、痔ろうになったらまた手術が必要なんですよね?」
というわたしの質問には、
「もう既に瘻菅があるので痔ろうですね」
とのお返事。
 
 
あ、もう
痔ろう確定
なんですね。
 
 
真顔←こんな顔になっていたかも。
 
 
覚悟はしていたけど、切ない…!!
 
 
ただ、今回は膿がひどく一緒に手術をするのは難しいとのことで、痔ろう根治術はまた後日となりました。
もう、早くやってしまいたいです。。
 
 
排膿手術は、下半身に麻酔(腰椎麻酔)をするため、続いて麻酔科医の先生がいらっしゃいました。
下半身だけ麻酔ということは、意識はあるわけですよね。
なんだか怖いなーと思っていたら、少し眠くなる薬を入れることもできる、と先生が提案してくださり、全力で乗りました
ちょっと安心。
 
そして手術着に着替えて、部屋で待機。
時間になったら看護師さんが呼びに来てくれて、一緒に歩いて手術室に向かいます 。
 
 
初めての本格的な手術。
 
部屋に入って真っ先に驚いたのは、先生やスタッフさんの多さでした。
8人くらいはいらっしゃったと思う。
 
こんなにたくさんの人が、わたしのお尻のために…
なんだか恐縮です。
 
 
そこから先は怒濤な感じで、記憶が少し曖昧なのですが、、
 
まずは横を向いて寝て、膝を抱えて背中を丸めます。
そして腰の上あたりに麻酔を刺されました。
すごく痛いわけじゃなかったけど、ビクッと動いてしまいました。ごめんなさい。
 
そのあと、麻酔の効きを確かめつつ、うつ伏せになって足を開きます。
と言いつつ、このあたりから下半身の感覚は全くありません。
腰から下が四角い箱のかたまりになったみたい。
 
覚えているのは、普通のマスクの上から酸素マスクを当てられて、なんだか息が苦しくて不安だったことと、思ったより眠くならないぞということ。
でも結局うとうとしていたのか、気がついたら手術は終わりを迎えていました。
 
かなり膿が溜まっていて、大変な手術だったみたいです。
 
下半身が動かないので、帰りは横になったまま移動。
なんとわたしの病室のベッドが、手術室までお迎えに来ました。
あ、これ普通なんですかね?
ストレッチャーで病室に運ばれて、ベッドにインするものだと思っていました。
 
手術室からベッドごと部屋に帰還です。
病院のシステムってすごいキラキラ
 
今晩は動いたり水を飲んだりできないということで、ずっと寝たまま過ごしました。
お股には尿のチューブも刺さっています。
 
そういえば、定期的に機械の音が聞こえてきていて。
ずっと窓の外の工事現場の音だと思っていたのですが、
数時間後に、わたしの両足が機械に挟まれていて、そこから聞こえる音だと気づきました。
やっぱりちょっと朦朧としていたのね。
 
マッサージ器のような感じで足をもみもみしてくれています。
血栓ができないようにするためだとか。
 
色々便利なものがあるんですねキラキラ
 
 
下半身が四角い箱から自由になったのは、4~5時間後くらいだったかな?
 
痛み止めの点滴をしてもらっていたので、痛みは感じませんでした。
 
 
こうして、様々な初めてに驚きつつ、手術当日は過ぎていきました。