不登校に悩むお母さん

子どもが不登校になってよかったですか?

 

私の答えは

NO!

です。

 

 

だって

不登校になっている間

ずっと苦しかったですもん。

 

 

できれば

不登校になりたくなかった

 

と親子で思っています。

 

 

不登校を克服した息子は

 

「中1の2学期に戻れたら

絶対に不登校に

ならない!

 

と言っています。

 

 

なりたくてなったわけではないので

その時のメンタル次第で

同じように不登校になることは

十分考えられますが

 

 

絶対にならないと

言い切れるほど

不登校の期間が

ツラかった

ということです。

 

 

高校生になるときに

 

「行事とかに参加して

学校生活をやり直したいな

 

とポツリと言ったとき

 

胸がギュッと

締めつけられました。

 

彼には中学校の思い出がないんです。

 

 

 

本やネットで

 

「不登校はギフト」

「不登校はプレゼント」

「不登校になってよかった」

 

という文字をよく見かけますが

 

そのたびに

 

もやもやした違和感

を覚えます。

 

 

言いたいことは

わかるんです。

 

 

不登校になって

子どもとの向き合い方を考えるようになって

結果、親子関係が良くなった

とか

しあわせな今がある

とか

そういうことなんだと思います。

 

 

でも

結果そうなっただけで

 

不登校にならないで済むなら

ならない方がいいはずです。

 

むりやり肯定して

美化してしまっている

ような気がします。

 

 

 

私は

不登校とは

「小さな挫折」だと思うんです。

 

人生で挫折を経験しない人は

いませんよね。

 

それが

たまたま

学生時代に不登校として

経験しただけ

だと思うんです。

 

 

世の中には

挫折知らず

順風満帆で

誰もがうらやむ経歴

の方がいますが

 

 

そういう方が

大人になって経験する挫折は

とてもダメージが大きい

です。

 

 

年を重ねてからの初めての挫折は

その年の分だけ大きく

再起不能になる可能性を秘めています。

 

 

私は

病院勤務が長かったのですが

 

優秀な医師でも

急につぶれてしまって

連絡がとれなくなる方を

何人も見てきました。

 

 

 

若いうちの挫折は

軽症で取り戻せます。

 

 

不登校児にどのような対応を

していけばよいかが

具体的にわかれば

克服できます。

 

 

対応をまちがえてしまうと

長期化したり

引きこもりになってしまうので

注意が必要です。

 

 

私と息子は遠まわりをしてしまったので

ブログを読んで下さっている方には

できるだけ近道で

克服してほしいと願っています。

 

 

不登校のお母さん

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