どれが窮鼠なのかわからない | かぶらのサッカー少年観察日記

かぶらのサッカー少年観察日記

おいらの息子(現在大学生)は元サッカー少年。今はサッカー青年。それにまつわる話題を中心にテキトーにカキカキ。基本的には備忘録。

あけおめことよろ

 

早いもんで息子の大学サッカーも3年目シーズンを迎える

桃や栗なんかは実をつける年だ。

 

1年目はコロナ対策で観戦なんかほとんどできず。

本人は初先発でボコられ案件と不甲斐なく。。

チームは降格と言うことなし。

 

2年目は割と観戦に足を運び。

チームが昇格できて「終わり良ければ総て良し」と思いきや、

本人はオフと同時に全治2か月。。

 

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順位がシーズンを通して上位だったことと、

観戦が多かったのとで、順位に一喜一憂を繰り返していた。

 

Jリーグでは、開幕戦こそ大勝したものの、

湘南が地べたを匍匐前進することに慣れていき、

降格が現実味を帯びて悲壮感が漂う毎日。

 

上がっても、

下げられて、

それでも応援してしまう

ギャンブル依存症のような古参サポ。

 

楽しみは徐々に息子の試合の方へ。

 

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なにより、

応援しているクラブがエレベータークラブだと、

優勝争いなんかどうでもよくて、

昇格降格の方にどうしても目が向きがち。。

 

今シーズンはJ1も20クラブになる。

んで、自動降格が3クラブと。。

 

マジで今のJ2に落ちたら二度と這い上がれないような気がしている。

 

今年も絶対残留で、開幕から窮鼠全開して残留ラインを突っ走ってもらいたい。

 

目指せ湘南残留ライナー

 

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大学サッカーはというと。

とにかく熱かった。

特に後半戦はバチバチの火花が炎になるくらい熱かった。

 

で、その結果、

今シーズン、リーグの構成は

 

1部

筑波大学    
東京国際大学
明治大学    
日本大学
流通経済大学
東洋大学    
桐蔭横浜大学
東海大学    
国士舘大学
中央大学
駒澤大学
関東学院大学

 

2部

拓殖大学
法政大学
山梨学院大学
立正大学
早稲田大学
日本体育大学
立教大学
産業能率大学
順天堂大学
城西大学
神奈川大学
慶應義塾大学

 

3部

青山学院大学
作新学院大学
亜細亜大学
専修大学
東京経済大学
國學院大學
東京農業大学
平成国際大学
明治学院大学
中央学院大学
共栄大学
国際武道大学


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これよりももっと熱いと思われる戦いがひっそりと行われていた。

 

そう!

通称 関東リーグ参入戦

”関東大学サッカーリーグ[3部]参入戦”

なる激熱の戦いが、

繰り広げられていたのだ。

 

それは、JFL参入はJリーグ参入より困難と言われる理由となっている

全国地域サッカーCLのような過酷な戦い。

 

国際武道大学が関東リーグ3部昇格なわけですが、

昇格は結局1校だけ。

プレーオフに回った2校は惜しくも昇格ならず。


2023年の結果は、

優勝:国際武道大学(自動昇格)
準優勝:帝京大学(プレーオフ進出)
第3位:尚美学園大学(プレーオフ進出)
第4位:朝鮮大学校
第5位:上武大学
第6位:大東文化大学

この6校ともに各リーグ戦を戦い、死に物狂いで参入戦への権利を勝ち取ったわけです。

 

それが、

昇格はたったの1校。

 

門狭すぎ。

 

リーグ優勝でやっとスタートラインに立てるような過酷さ。

 

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息子がお世話になっている大学は、

昇格できたけれど、リーグ終盤戦は大分苦戦した。

 

それは他の大学も同じで、

窮鼠さんが子猫ちゃんを、

ガブガブ噛みまくる

わけです。

優勝争いに波乱を起こしたのは間違いなく残留争い渦中の大学だった。

 

優勝争いだけなく、残留争いも熾烈で、

とにかく、

あなたたちはそんなに強いのに、何故優勝を狙わなかったのですか?

と質問をしたくなるくらい激強のチームばかり。

 

監督やスタッフの皆様のマネジメントスキルが順位に影響するのかなぁ?

なんてぼんやり考えてみたり。。

 

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では、Jリーグは?

J1なんてほんとそれ。

 

我らが湘南は相も変わらず

自他ともに認める「勝難ベルマーレ」炸裂だったけど、

古豪柏レイソル

名将率いる横浜FC

勝のが難しい湘南ベルマーレ

と、優勝争いに波乱は起こせなかったものの、

他のクラブからは、

「大人しく降格しやがれ!」

と言われていたことが容易に想像できる。

 

そして、J2では

清水を「おくりみと」しなかった水戸ホーリーホック

最後は失速したけど、地力はJ1.5レベルの大宮アルディージャ

など、

どっちが窮鼠かわからない立振る舞いで、

Jリーグウォッチャーを大いに楽しませたはず。

 

J3は長野と松本のダービーだけはJ1レベルの熱さと、

FC大阪の熱いスタッフ。

各クラブの元日本代表達の貢献

と、見どころは多い。

そうそう、北九州の残留おめでとう。

 

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何はともあれ、窮鼠は順位が下の方に限らないという結論。

 

さてさて、おいらの息子のサッカーに関しては。。

 

今シーズンは、ジュニア時代のチームメイトなんかも同じディビジョンにいたり、

対戦が楽しみな状態ですわ。

 

その前に、トップで試合に出させていただけるよう精進して貰いたい。

 

まずはケガを直して貰わないと。。

 

トホホな状況は、

オフだけにして頂きたい

と祈ることしか出来ない無力なおいらであった。