世界のスラム街 | 自由きままでふざけたブログ

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映画評論とか、日々の生活とか、ふざけた事とかを綴っていけたら・・・・
とそう思います

ブラジル「ファベーラ

スラム街
といえば、貧困層が集い
犯罪が横行していて、危険なメージですが
生活感があり、どこか魅力のある
不思議な場所です。

有名なスラム街といえば、ブラジルの
ファベーラです。

リオ・デ・ジャネイロにあるファベーラが有名です

シティ・オブ・ゴッドという映画の舞台でもある
スラム街ですが、ここでは日常的に殺人・強盗・窃盗など
が頻繁に起こり、小さな子供たちがその犯罪に手を染めています。

ですが、ここにも生活があり、普通の人もいて
日常を営んでいます。


ケニア「キベラ」

東アフリカで一番大きいスラム
ファベーラと別の意味で危険なスラム
それは衛生面です。

人口密度が非常に高いこのキベラは
100万人暮らしているのに、共同トイレが
500戸しかなく、1300人で1戸のトイレを使うという計算。


ちゃんとしてないトイレ

もちろん、住民が並んでこのトイレを使うということはなく
その辺の道や川で用を足すので、すごい臭気が立ち込める。

水も非常に入手困難で、高値となっているので
川の水を使う人がほとんどだが・・・・・

ゴミが散乱していて、水も茶色い

こんな川の水を飲んでいては、病気になる

なので・・・
ここの住民の平均寿命は30歳

住民の半分は15歳で、5人に1人の子どもは
5歳の誕生日を迎えることがない。


そんな、過酷なスラムにも笑顔はあります




香港「九龍寨城(きゅうりゅうさいじょう)」

伝説のスラム街で九龍城砦という呼び名が有名


この建物内では、香港の法律も適用されず、無法地帯となっており
あらゆる犯罪が蔓延っていたといわれる。

中には、生活に必要な商店があり、無免許の闇医者
などもいたとされる。

なんか、スラム街なのに住んでみたいと思わせる
不思議な魅力のある九龍城



漫画やゲームなどにも使われているのを
よく見かけます



スラムなのに、綺麗です


残念ながら、1993年から1994年に取り壊されてしまい
今はありません。


日本「西成・釜ヶ崎」

世界でも治安が良いとされている日本でも
もちろん、スラム街はあります。


大阪にある西成の釜ヶ崎

日雇い労働者が集まるあいりん地区

路上に売人が普通にいるといわれている。


とにかく物価が安い


50円からの自販機


ホテルも安く、海外からのバックパッカーにも人気

聖書が何とタダ
何かにすがれば生きていける


近くには、日本最大の遊郭「飛田新地」

遊女たちのレベルは非常に高く、モデル級もいる


夜は幻想的な雰囲気となる


私も何度か西成に行っていますが
非常に人情の溢れた、魅力的な場所です。

スラム街は、怖いイメージが大きいですが
そこには、人の生活があり、人が精一杯生きている
そんな場所です。

人生に迷ったり、悩んだりした時は、一度スラム街の
雰囲気を味わってみては、いかがでしょか。