実は、オルレアン経由はArpajonまで、シャルトル経由はRambouilletまで、歩いています。
歩く予定の方に参考になるかもと、トゥールの道・パリからの雑感を書きます。
 
トゥールの道、最初のブログはこちら
 

トゥールの道は、パリ郊外から2経由に分かれ、トゥールの街の手前で合流するようです。

↑ Miam Miam Dodoの裏表紙

ランブイエ(Rambouillet)もアルパジョンも、全体のうち、パリから微々たる距離なので、裏表紙にすら載ってないですが(笑)

 

1)地図

 

ソー公園までは地図がなくても歩けるかもしれませんが、その後は、Compostelle 2000の地図が役立ちました。

 

シャルトル経由、Rambouilletまでは、この地図プラスに、位置情報がわかるものが必要でした。森が続く時、地図を見ても自分の位置がたまに分からなくなります。目印となるような特徴もあまりなく、他のトレッキングのルートが混在してたり、巡礼路のマーク自体がなかったりしました。

 

オルレアン経由、Arpajonまでは、スマホで位置情報は確認せずに、地図と道標だけで歩けました。

 

以下、独り言です。

ちなみに、どちらの経由も、2021年版のMiam Miam Dodoの地図だけで、歩くのは厳しかったです。パリ周辺の道は複雑なのに、本の地図では巡礼路がだいたいの道で表示されています(しかも、シャルトル経由は、道標もそれほど頼れません)。パリからもっと離れれば、この本も威力を発揮するのでしょうか? それとも、最新版だと改善されてるのかもしれません。。。購入前に巡礼オフィスで見せてもらってもいいかもしれません。そういえば、ミャムミャムドドの地図は、ヴェズレーもルピュイの道も、大きな街だと、道が分からなくなったりします。あと、道標とセットで初めて歩けるような地図だと個人的に思います。

 

↑Massyにあった帆立マーク、パリ市内と少し違う。

 

 

 

2)道の雰囲気

 

シャルトル経由のほうが、ランブイエまでの話ですが、道もワイルドです。

アップダウンもあるし(Miam Miam Dodoで赤色の道=難易度・高)、泥も多く、木、水が道を塞いでたり、そして、30kmほどお店もない区間があります。後日、歩いた様子を書きます。

 

どちらの経由も、水辺は蚊が多いです。

そして、どちらも、(週末に歩いたせいか、)ハイキングをしている地元の人が多かったです(巡礼者っぽい人は見かけず)。道順を尋ねられるので、人が多いのは心強かったです。

あと、狩りの時期、フランスでは森を歩くのは避けたほうがいいです。私の感覚だと10月中旬から2月か3月いっぱいですが(猪だけ長めだったような。。)、毎年、日付が違うので、chasseと地名を入力して調べています。

 

ちなみに、私たちは、シャルトル経由はシャルトル(Chartres)まで、オルレアン経由はEtampesまで、パリに戻りつつ進んでいく予定です。そして、トゥールまではオルレアン経由で行こうかなと思っています。ミャムミャムドド見ると、シャルトル以降は車道が多そうなのと、オルレアン経由には行ってみたい町があるからです。

オルレアン経由のほうが本流っぽいなと思っているのですが、まだちゃんと調べてはいません。

 

 

 

3)区切り方

 

パリ市内、高低差もないのに、不思議ですがなかなか進めず、歩くと独特の疲労感がやってきます。シャルトル経由は前述の理由で時間がかかります。オルレアン経由は、それほど迷わないものの、私は意外と疲れました。

Compostelle 2000のサイトやLepèreの区切り方、距離数だけを見て宿泊地点を決めると、少ししんどい、最初は少なめに歩いたほうがいいかなと個人的には思います。

 

ご参考まで。↑道路標識に左折のマークが貼ってあります。赤白がGRの道で、青黄が巡礼路。ただ、GRも重なるときは赤白のマークしかなかったりします。Compostelle 2000がPDF(フランス語)で道標の色をまとめてはくれているけれど、うちらは、途中からPDFを見なくなって、帆立マークがあれば確実に巡礼路、なければ、地図を見て、どちらかの色の道標をみればこの道でいいんだと思うようにしました。

 

 

 

4)宿

 

私たちはパリに戻りつつ歩いているので、途中で宿泊してないのですが、ご参考までに。

宿情報は、やはり、ガイドブック・Miam Miam Dodoを見ることになるのかと。あとは、ブッキングドットコム? Compostelle 2000でも何か所かは、情報があるみたいです。

例えば、各区間stage(étape)をクリックして、表示されたページのDownload the complete guide(Télécharger le guide complet) かPDFの画像をクリックすると、道順の説明と道標が記載されたガイドが表示・ダウンロードできます(ただし、今のところフランス語)。

そのPDFの最後に宿やお店のリストがあります。

よく見ると、予約はCompostelle 2000に電話してねというのが割とある。。。

 

もっと進んだら、このサイトを見るのかな?

 

 

5)追記、役立ちそうなリンク

 

Epernonからの道

 

たまに重なるGR655(ルートや飲料水、お店、宿など、地図を拡大して見る)

GRのほうが、少し遠回りの印象。こまめに町を通過して物資補給できる感じ。

 

バス 郵便番号上2桁を選ぶと時刻表のリストが出てくる。シャルトル界隈は28。

学校がないとき、土日はいっそう不便で、ひょっとしたら前日までに予約が必要かも(要確認)。

役立たなそうだけれど、一応載せておきます。

 

 

今回は以上です!

 

おまけ? 

ルーブルで見かけたサンジャックの像

 

 

ルーブルのサイトで細部がわかります↓ 私の写真がいまいちすぎる。

 

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