2021/5/18
Le Puy-en-VelayからMontbonnet(モンボネ)17.4km
ルピュイを出て最初の村、Saint-Christophe-sur-Dolaisonからの話です。
ベンチがあちこちにあって、みんなランチを食べています。
ちゃんとトイレや飲料水(eau potable)もあります。
(コロナで)明日19日からテラス席は営業可能。その前日ですが、田舎だからフライングで営業してるかもと淡い期待があったものの、この村のお店は、ちゃんと閉まっていました。持ち帰りはできそうだった。
教会を見て
下っていき、小さいトンネルを抜け、少し上りになります。
この家いいなあと言ってたら、相方によると、家畜を飼う部分と住居部分が一緒になった、この辺にはよくある家だそうです。
羊たち。
私は歩くのが遅く、相方は、動植物、教会、パネルで必ず止まるので、進みが遅いです。
この日はまだ雨は降らず、前日は晴れでしたが、
連日の雨で川状態の道がありました。
実は、「大雨のときは右の道(アスファルト)が迂回路」とあるパネルを相方が見つけていました。
残念なことに、おバカな二人は突き進みました
歩ける所が足の幅もないところで、ずるっと泥ですべり、長めだった爪がはがれそうになりました。
私の前にいた、(歩き方がかっこいいプロ風の)巡礼者も、この道をまっすぐ行ってましたが、後でいろんな巡礼者と話すと、他は誰もこの道を選ばなかったみたいです。
次の村のベンチは、昼食中の人たちが占領していて、進むことに。。
ジット(宿)の受付は15時スタートなのに、13時にMontbonnetに着いてしまいそうです。
あ、その前にトイレ発見、使いませんでしたが、ほどよくあるので安心です。
トイレ内の写真のせるのもあれだけど、歩く人の参考になるように。
トイレットペーパーはあって、汚物入れはないです。土が落ちてる・・
Chapelle St Rochでお昼にしました。
持って来てたお湯で、ココアとコーヒーを飲みます。しみわたる〜
小雨になってきたので、チャペルに避難。
雨がひどくなりそうだし、14時半なので、道を登ってジットに入ってみます。
女性がいて、受付可能か聞くと、いいわよー、13時に来ちゃったお客さんがいたのよーっと。気さくで元気。
部屋にすぐ案内してくれて、よかったら、ハーブティー飲みにきてねと、この女性、アンさんがジットを一人でやっています。
家の庭、階段を降りたところで、列車のワゴンみたいな建物に案内されました。
3つ部屋があります。
うちらは、個室を予約してて、共有したくない場合は15ユーロ追加(相方、即決)、この部屋は3つベッドとトイレ・シャワーがありました。
この日は、標高600メートルちょいのとこから、1108メートルの村まで来たわけですが、私の予想よりはしんどくなかったです。
ただ、荷物を持って歩くトレーニングをしてなかったら、疲れるのかなあ······とはっと見ると、相方が爆睡
そしてすごい雨音が!! 大雨になりました。
(今でも、相方は、この日を振り返って、すんごい疲れて、気を失うように眠ってたと言っています。)
私は、部屋に置いてあったアンさん作成の歩き旅の心得ファイル(仏語と英語)を熟読したり、ネットをしたりして過ごしました。
ネットは、山だからつながりにくいけれど、雨のときは接続がいいそうです。
夕食のとき、相方が(あれほど私が言ったのに)布のスリッパを持ってきていて、母屋(食堂)に行くたびに、登山靴にはきかえるはめに。
このあとも、寝室から食堂に行くには、いったん外に出る宿が多く、本人反省してました。
毎日の料理が苦痛な私にとって、十人分の夕飯(+デザート2種)を用意するアンさんは尊敬。
夕食は、ランティーユの薄いスープ、次に、ランティーユ、人参、ソシス(ソーセージ)の煮込みに、お米と野菜を塩辛くしたもの、アップルクランブルとスポンジケーキでした。
フランスではビールが筋肉痛にいいと言われてて(相方だけが言ってるのか?)、巡礼者は結構ビールを頼んでました。効果のほどは謎。
デザートの頃に、次の道での注意事項などの説明。私は眠たいし、フランス語も疲れて半分しか聞いてなかった。
部屋に吊す部分があちこちにあり、洗った靴下やタオルもつるし、寝袋で寝ました。
5/19につづく……