TSUNAMI 10 アジア仕入れの旅 | 少数民族 エスニックの店 TSUNAMI日記 

TSUNAMI 10 アジア仕入れの旅

6月3日

 あまりの暑さで強制的に目が覚めたが、一瞬自分がどこにいるのかわからなかった。そうだ、俺はタイに来たんだった。しかも、昨晩はいつ寝たのかも覚えてない。まだ何もしていないのに既に疲れているのか、
体が物凄ーくだるかった。LIVEの疲れが今頃きている感じだ。年だな~!

くそ熱い部屋から飛び出して、皆が集まるゆんたく場所へ行くと、これまた懐かしい面々が。スイス在住インド人のグル、スペイン在住バスク人のトニー、オーストラリア在住フランス人のマーク。皆共に会うのは2~3年ぶりで、朝っぱらからむさ苦しい男共が、抱き合いながら再会を喜こんでくれた。

このゲストハウスに集まる連中は、ほとんどが物作りの職人か業者(バイヤー)で普通の旅行者はあまり見かけない。なので、会話も自然とマニアックな話題になってくる。特にトニーは、沖縄の米軍基地問題に関心があるらしく、普通の日本人よりも詳しいのでびっくりした。


 そして、これからの旅の下準備の為、まず両替をしに行き、それからTSUNAMIのタグを作りに行って、その足で船を使いエカマイまで行き、知人が最近バンコクで出店した
アジアンダイニングレストラン&バー うら庭へ食事をしに。




少し早かったせいか、あいにくお店はまだ開店前だったが、敷地に入るとかなり広く、中央に一本通路があり、その両サイドには人工の川が流れていてかなり涼しげだ。しかもその川のすぐ隣で、食事が出来ると言う優れ物。もし許されるのだったら、今すぐにでも素っ裸になりその川に絶叫しながら飛び込みたくなった。正に都会のオアシスだ。バンコクでこんな所は他に無いと思う。


久しぶりにオーナーのヒロさんと再会し、一緒に食事をする事に。

次から次へと出てくる料理。とにかく何を食べてもおいしかったが、その中でも特においしかったのは、
豚ロースグリル焼きとヤムウンセン(春雨サラダ)は絶品だった!!!う~また食べたくなって来た~!

スタッフ達も皆気持ちの良い人ばかりで、こんな小汚い日本人を快く迎えてくれた。特にタイ人スタッフの教育が、こんなタイ人見た事ない!って位行き届いていたのが印象的だった。

今思えば、この時の食事がこの旅で一番最高で高級な食事だった。そう、俺の運は既に2日目で使い果たしてしまったのだった。が、その時の腹パン大満足の俺は、そんな事は一ミリも思いもしなかった。