帰って来たトイプードル | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

もうね、
いつもそう、
注目を浴びそうになると必ず誰か同じタイミングでそれ以上のパフォーマンスで被ぶせてくるよね、私の人生、

ヨン様です

もうね、
先週末
右足親指付け根のバブルが全盛のまさにその時、
数日調子悪かった10才のうちのトイプーのクーちゃんのお腹に異常が発生し子宮摘出の手術をしなけらばならなくなった。
ペット友達に情報を寄せてもらって府中の獣医に10万円でしてもらう事になった。

当然バブリーヨン様は放置プレイ、

「医者に行って薬貰いたいからとりあえず三千円ちょうだい?」と私

「え?!三千円も?二千円で足りないの?」

なんと、私の医者代を値切ってくるではないか?!

あのバカ犬には10万円ポンっと払うのにオレのバブリーな右足の価値は三千円も無いと言うのか?!

「天は我々を見放した!」
(てゆーか、青森くんだりでこんな事言ってるレベルで満州の抗日パルチザンを殲滅出来るワケねーだろ‼️と少年時代「八甲田山の宣伝を見るたびに思ったものです)

、、、、、

負傷兵の行軍のように歩く私を尻目にクーちゃんが帰って来た。
胴体に包帯を巻いて手術の跡を舐めないように顔に宇宙飛行士のようなメットを装着している、と言うよりウルトラマンの怪獣ガボラのようだ。

そんなクーを家族全員が無事の帰還を熱烈に歓迎している。

しかもこいつの憎たらしいのは以前にも増してスゲー甘える事だ‼️
クンクン言いながら家族の膝の上にグイグイ乗ってくる、
でもオレのとこにだけは来ない!

なんだお前‼️

エサなんかもストロベリーちゃんが細かく切って
「はい、アーん、お腹すいたん?お腹すいたん?よう頑張ったなクーちゃん」
とかウルウルしながらやるとチラッと俺の方を見てニヤっとするんだコイツが!

メットかぶってるから家の中を歩き回るとあちこちでコツンコツンとぶつかって「ざまーみろバカ犬め」とか思って眺めてると
「アッパ!クーちゃんは人間と違って喋れないんやで!抱っこして連れてって」

え?
バブリーの右足の状態でコイツを抱けとおっしゃるか?!

我が家の厳格なカースト制度のピラミッドがいつの日か打ち倒され皆が平等で平和な人民主権的家庭が築かれる事を祈るばかりであります。

帝王切開で子供達を出産したストロベリーちゃんは절천지원쑤(不倶戴天の敵)クーのお腹の手術痕を私に見せながら
「クーちゃんのお腹可哀想やろ?オンマと同じやんなあ、クーちゃん」
と自分のお腹をさすりながら私に向かって言う。

いくら探しても返す言葉が見つからない私に成す術はない。