先週末がっつり編み物してました

(課題を必死にやっていた)

 

で、録画したものを見ながらやってたんですが、

そこでまず、日曜の深夜に『愚行録』を見始めて・・・

2017年の映画なんですが、

のっけから陰湿な雰囲気が漂っていて

主演は妻夫木聡さん

その妹役に満島ひかりさん

 

妹が未婚の母で我が子を育児放棄して拘留中

ルポライターの兄は妹や妹をお願いしている弁護士と接見しながら

1年前に起きた一家惨殺未解決事件をもう一度調べることになり

殺害された会社員の旦那、その妻の知人たちから昔の話を聞くことに・・・

 

っていう流れで進んでいくんですが、

人間の醜さというかなんというか・・・

見ていて気分のいいものではないんですが、

何故か見てしまい、だんだん一家惨殺事件の真相に近づくんですが

それと同時に妹の方の事件も進んでいきます。

最後にはかなりびっくりしました。

そしてなんとも救いのない話。

一番かわいそうなのは妹さんです。

その壊れぐあいを満島ひかりさんが見事に演じてて

なんかすごいものを見てしまった感じでした。

 

 

で、とりあえず、気分転換にYouTubeを見ようとメニューを見てたら

最近角川映画を角川さんが公式に期間限定でUPしていて

金田一耕助シリーズとかもあったので

金田一を見てたからか、

松竹映画の

『この子の七つのお祝いに』も

YouTubeにおすすめで上がってきてました^^;

サスペンス繋がり?

 

この映画は子供のころにCMでみたのか

猛烈に怖いイメージがあって内容をしらないな・・・

ってなわけで、見始めました。

 

なぜ怖いと思ったのか・・・

6体の日本人形と大量の血

これでした。

日本人形って怖いんですよね・・・

とても美しくしい工芸品なんですが、

なんかこう作り物なのになんかこう・・・ねぇ?

 

で、見始めたらもう冒頭から怖い!!!

岸田今日子さんの演技が!!!

歌が!!!

怖すぎる!!!

この子の七つのお祝いにの歌が怖くなったのは

この映画のせいだ!!!って思いました。

 

でもね、一番怖いのは人間でした。

 

すごくよくできたミステリーで

岸田今日子さんの娘役に岩下志麻さんがご出演されているのですが

この作品も救いのない最後で、

一番かわいそうなのは岩下志麻さん演じる娘さんなんです。

 

あまりにも面白かったので原作の本が読みたくなったのですが

なんと!どこにも販売しておらず、中古で探すしかない・・・

と、思ってたんですがkindle本で販売してました!!

今読んでる本を読み終わったら購入する予定です。

 

『この子の七つのお祝いに』

は、なんと第一回横溝正史ミステリ大賞の大賞受賞作だそうです。

第一回と言えば横溝正史先生ご本人が審査員の一人でもありました。

そんな名作だから面白いに決まってる!!

 

映画の音楽は金田一の映画の音楽を担当された大野雄二さんで

金田一とルパンの間のような音楽でした。

 

昔の映画なので殺害シーンやシタイのシーンがモロなので

苦手な方は要注意です。

血の量も大量ですのでご覧になる方はご注意ください。

 

 

 

『愚行録』も原作はありますが、読む勇気がないなぁ

でも映画と違う個所もあるかもしれないしなぁ

 

なかなか重苦しい作品を連続でみましたが

良作だったので大変満足しました^^