この本の著者、デイビッド・ゴギンズさんですが、元アメリカ空軍、アメリカ海軍の軍人で、軍隊内での経歴もものすごいんです。親ガチャに外れ不遇なる幼少期をすごしますが、それでも努力して空軍に入隊し、パラレスキュー隊という、緊急脱出した戦闘機パイロットを救出する、日本の航空自衛隊でいうところの航空救難団の救難員(メディック)にあたる職種を目指しますが、途中で挫折してしまいます。それからいろいろあって空軍を除隊したのち害虫駆除の深夜労働をしながら自堕落な生活を送っていました。が、ある時、たまたまテレビにて海軍最精鋭の特殊部隊ネイビーシールズになるための教育部隊を特集した番組を見て「これだ!」と思います。画面の中ではシールズを目指す若き兵たちが地獄の訓練を受けていました。実はわたくし虎次郎も自衛官だったんですが、自衛隊の教育隊(いわゆるブートキャンプ)とは比べ物にならない、数百倍しんどいんではないかというレベルの訓練にみえました。その壮絶なる地獄にゴギンズさんはすっかり魅了されます。

そこからまた努力して、シールズの教育部隊、通称バッズと呼ばれる教育課程に入校します。しかしそこでも力及ばず挫折してしまいますが、不屈の魂で三度目の挑戦で、バッズを見事卒業、晴れて誉れ高いネイビーシールズの正式な隊員となるのでした。

その後も数々の困難に見舞われますが、不屈の精神でそれらを乗り越え、数々のウルトラマラソンで入賞したり、懸垂ギネス世界記録を更新したりと、数々の偉業を達成したとにかくめちゃくちゃなすごい人なんです。

で、この本はいくつかの章に分かれてて、各章の最後に「チャレンジ」と銘打ったミッションが用意されており、例えば「今まで生きてきてつらかったことをノートに全部書いてくれ」みたいなことが書いてあり、これは樺沢先生風に言うところのアウトプットであり、全部書き出すことで、頭の中が整理されて、問題に向き合い、解決したり、あるいは受け入れていくこともできるんではないかって思います。

「チャレンジ」は全部で10個用意されてるんで、読み進めてその都度「ミッション」を実行すれば10回分のアウトプットができるというわけです。

このゴギンズさん、めちゃくちゃな人で骨が粉砕した足でマラソンを完走したり、手のひらの皮が真皮のあたりまでずる向けになりながら懸垂チャレンジしたりと、とてもじゃないけどマネできませんが、その痛みに比べれば虎次郎が今の生活で感じてる苦しみ悩みなんて屁みたいなもんだよなって勇気を貰ったりできます。

本を通じてゴギンズさんの人生を疑似体験することで強くなれた気がしてます。

人生に行き詰ったときに前に突き進むエネルギーを貰えるそんな一冊です。久しぶりにこのような熱量の本に出会い一気に読み進めることができ嬉しく思ってます。

これは虎次郎としてもぜひともお勧めしたい一冊ですのでよろしかったら手に取ってみてほしいです。

ありがとうございました爆  笑