皆さん、こんにちは
『じゃあ、お母さんは死ぬのを待ってるだけなのか？医師なのに1番いい方法がわからないのか？』
いつもイイねにコメント
ありがとうございます
新年度、学校も新学期を迎えてから初の日曜日
いかがお過ごしでしょうか？
前回のブログで、母が検査を受けた結果を…
今回はお伝えしようと思います。
首から上の血管を造影CTした結果、
右内頚動脈完全閉塞してました
約10年前に脳梗塞と診断され、右内頸動脈が97%閉塞、ステントを入れたのですが…
そのステントのところが完全閉塞してました。
具体的にどこが詰まっているのかわかるように、解剖も合わせて載せてみました。
普通なら、内頸動脈がいきなり完全閉塞した場合、脳梗塞を起こしその時に命が終わることになります。
ただ、脳にはウィリスの動脈輪というのがありまして、高次機能である脳を守るために、左右の脳動脈が交通しているんです。
母の場合は、前交通動脈（図の16番）がしっかり働いており、左側の血流が右をカバーしている状況で、今のところは血圧が上がったり、その他の症状はなく今までとなんら変わりのない生活が今の所できています。
右内頸動脈は、右総頚動脈が分岐して内頸動脈と外径動脈に別れます。
この分岐部は、心臓から上がってくる血流であり、分岐部にコレステロールなど血管内にくっつきやすく、閉塞の好発部位になってます。
図の5番が内頸動脈ですが、図から見ても位置は首のところですよね。
内頸動脈は、脳の中を通っている動脈、外頚動脈は脳の表面を通っている動脈です。
この内頸動脈が詰まると危険だってことは何となくわかると思います。
医師からは、3月31日に呂律が回らない症状が2-3語あり、その時に完全閉塞したのか？
その時に血栓が詰まったのか？
徐々に血管が閉塞したのか？
ハッキリわからないと言われました。
症状が出た時に、病院に来ないと何も出来ない…との事でした。
ただ、幸い血管が完全閉塞しているものの、血流は脳の動きに問題ないくらい保たれており、症状はなく、これは奇跡的な事だと言われました。
治療法としては、
①ステント再挿入
②脳動脈バイパス術
③保存加療
今のところは、血液サラサラになる薬を１つ増やして様子を見ています。
ステントするにも、バイパス術するにも、3月31日に完全閉塞したのだとすると、今やるとすると…やった事で血栓が飛んで脳動脈を起こしたりする可能性も高く、今の現状何も症状がないことが1番いい状況であるため、リスクが高いとのこと。
ただ、このまま何もしないのも、いつ血流が保てなくなるかわからず、いつ倒れてもおかしくない
問題は、右が完全に詰まっているだけでなく、左も同じ部位が狭窄しているため、血流を保てなくなる恐れがあるとのこと。ただし、左の血流が今すぐ何か起こるほどは狭窄していないが、右も補っているため、血流が足りているのか検査してからでないと治療法を決められないとの事でした。
とりあえず、脳の血流検査と負荷試験をしてから今後のことを決めることになりました。
医師からは車の運転は、絶対やれた方がいいといわれ、血圧が上下するようなことはしないこと、できるだけ自宅安静を伝えられました。
もう、人生の運は全て使い果たしたと思って、次の奇跡はないも思って生活してほしいとの事でした。
明日から一泊二日の温泉旅行は、お風呂を控えれば近場だから行っていいと言われました。
これって、要はいつ死んでもおかしくないって事ですよね？？？
帰宅して、父に説明するも…
『じゃあ、お母さんは死ぬのを待ってるだけなのか？医師なのに1番いい方法がわからないのか？』と怒り爆発
時間をかけて、説明しました。
母が夜寝た後…
父『お父さんが先に死ぬ予定だったのに、お母さんが死んだらどうしよう？』
父『あと五年は保たないのか？』
…
口から出てくる言葉は、不安でしかなく…
あとどれくらい生きられるかは、神のみぞ知る領域だから…と私も困ってしまいました。
ということで、私は都内に帰らずにそのまま実家に残り、旅行に行くことになりました。
今日は母と一緒に買い物に行ったり、一緒にご飯作ってのんびり過ごしています
父もいつもならパチンコに行くのですが、
母の事が気になって仕方ないみたいです。
私も、旅行のあとは、不妊治療もあるし、ずっと実家にはいられない…
どうしよう
かと思ってます。
かと思ってます。昨日は、旦那様の実家にも顔を出してきたり…。
幸い夫婦それぞれの実家が電車で20分くらいのところなので…近くて助かりました。
今出来ることを精一杯…やる。
それしかない…
けど、どうしようって思いです。
今は1日1日を母が楽しく過ごせることが何よりも大切かな？と思います。
明日の旅行も、夫のご両親と旅行したいと言い出したのは母なんです。
母も楽しみにしているので、
皆で楽しもうと思います
長文を最後まで、読んでいただきありがとうございます
日曜日の夜、ゆっくりくつろげますように