昨日、庭の木を眺めていたら、 ふと“花のようなもの”が目にとまりました。 淡い緑色で、羽を広げたような不思議な形。 近づいてみると、それは カエデの実(翼果) でした。

カエデの実は、二つが寄り添うように並び、 風に乗るための小さな羽を持っています。 秋になると色づき、乾いて軽くなり、 くるくると回りながら空へ旅に出るのだそうです。

昨日はからっとした気持ちの良い日で、 少し強めの風が葉を揺らし、 この小さな実もそよそよと揺れていました。 その姿を見ていると、 季節が静かに次のページをめくっているように感じます。

庭の木がこんな実をつけていたことに、 ちょっとした驚きと、うれしさ。 毎日の中に、まだまだ知らない景色があるんですね。