今朝、いつも犬を散歩させている人に声をかけられました。 「いつも二人で散歩、いいですね」と、少しうらやましそうに。
自分たちにとっては、ふたりで歩くことはごく普通のこと。 でも、誰かの目には“いいな”と思える光景に映っているのだと気づいた瞬間、 その“普通”がどれほど幸せなことなのか、胸の奥でそっと温度が上がりました。
そんな気持ちのまま歩いていると、道ばたにクサフジの紫が揺れていました。 朝の光を受けて、やさしく垂れ下がる小さな花房。 まるで「その幸せ、大切にね」と囁いてくれているようでした。
何気ない散歩の時間が、誰かの言葉と一輪の花のおかげで、 今日は少し特別な朝になりました。
