1914年10月12日(月) 曇り
寝心地が良いので、
知らず知らず、眠り続けた。
「ハルちゃん、もう6時半よ!」
と母に言われて、はっと目が覚めた。
急いで飛び起きようとしたら
庭からの冷たい風が
私の頬をなでた。
「お~、さむ!」
と言って、思わず、また床の中へ
もぐりこんでしまった。
「学校が遅れてもいいの!」
と母にしかられ、しぶしぶ起きた。
袷(あわせ)の着物に、袷の羽織を着た。
私もずいぶん寒がりだ。
こうも寒くなると
夏が恋しくなる。
こんな寒い寒いなんて、
縮むことなく、
いつでもぴんぴんしていられる。
朝だって早く起きられるのに・・・。
ないものねだりとは
このことか・・・。(笑)