昔、まだ私が"夢”というものをたくさん持っていた頃、将来の私の就職先は学校の先生だと思っていました。それは、その頃テレビで"熱中時代””金八先生””スクールウォーズ”などの学校もののドラマが多かった為、先生という職業がとても素晴らしいものに思えたし、現実自分の周りにいた先生も素敵な人が多かったのです。小学校の頃は、学校一怖い暴力教師などと噂されていた先生が自分の担任より好きでした。理由は簡単。担任は自分が出世したいがために授業中、試験勉強をするような人だったからです。自分の受け持った生徒より自分の出世。情けない限りです。中学の時はどの先生とも仲が良かったです。怒られもしたし、テストの結果も悪い私でしたが、先生とはよく話をしたような気がします。学校を卒業して１０年くらいたった頃、その時学年主任だった先生と偶然街中で会ったことがあります。”先生は覚えていないだろうな”と先生を覚えていた私は思ったのですが、先生はしっかり名前も覚えていてくれて、すごく感激したのを覚えています。
今日、学校の先生を特集した番組がやっていましたが、生徒中心の考え方からちょっとずれているような気がして残念に思いました。理想論だとは思うけれども、あの頃みんなが理想とした先生をもう一度思い出して欲しいと思います。そして、生徒達に少しでも夢を与えてあげて欲しいなと思いました。