ずっとずっと私の課題だった
”痩せない原因”と”心の関係”
やっと答えが出そうです。
”頑張っても痩せない”
そんなクライアントを何人も見てきました。
食事、運動と、しっかりこなしても
ほとんど痩せない人っているんです。
私も以前は”その一人”だったのですが
今年に入ってから、スルスル３キロも体重が落ちました。
その原因は自分でも分かっていて
食べる必要がなくなったから
なんですね。
私はこれまで
食べ始めたら満腹まで食べてしまうし、
一食抜くなんて考えられない！
という考え方でした。
（お菓子はあまり食べないので
激太りすることはなかったのですが）
口寂しくなったり
ストレスがかかったりすると
すぐ食に逃げていたんです。
それをどうにかしたいと思って
自分の心と向き合いました。
”食べることで何を満たしているのだろう？”
という問いを
ずっと考えるようにしたのです。
人はどんなことであれ
”メリット”があって行動します。
信じられない話しかもしれませんが、
今太って悩んでいる人も
無意識レベルでは必ず”メリット”があるから
太っているということです。
その理由は人によって様々で
自分の深い部分から答えは見つかります。
私の場合は
食べるという行為で
自分を満たそうとしていたんです。
私は、皆さんご存知の通り（？）
頑張ることが大好きですし
常に成長したいタイプ。
ですが、それが落とし穴で、
頑張るためには
＜欠けている自分＞でいる必要があったのです。
もし完璧な自分だったら
頑張ることをしなくなってしまうから。
だから
”まだ足りない私”
”まだ完成していない私”
”まだまだ成長できる私”
でいる必要があったんですね。
そして
なんでそんなに頑張りたいのか？
ということも考えました。
単純に”頑張ることが好き”
なわけではない気がしたからです。
そして、やっとやっと答えを見つけました。
私は、
”頑張ることを手放すこと”
を一番怖れていたんです。
私が頑張らなくなったら
生徒はどう思うだろう？
私が頑張らなくなったら
これ以上、成長できないのではないか？
私が頑張らなくなったら
誰からも評価してもらえない。
そんな思考が根底にありました。
このことに気づいた時
頑張ることをしたくて
欠けている自分でいたのだと
やっと理解できたんです。
思い返せば
昔から
”私はこんな環境からでも
頑張って変われたんだ”
というアピールをしていた気がします。
そして少なからず
”頑張って凄いね！”
と褒められてきたんです。
だから手放すことができなかった。
私にとって食べることは
欠けている自分を埋める代償行為でした。
そして
欠けている自分を手放せなかったのは
頑張る自分でいることで認めてもらう為
だったということです。
根底の思考が分かったら
あとはアファメーションで思い込みを変えるだけ。
”私は満たされている”
”私は頑張らなくても認めらている”
という言葉を何度も口にしていたら
自然と食に対する執着は消えました。
欠けていないのだから
満たす必要がなくなったんです。
私がずっと研究してきた
ダイエットと思考の関係。
やっぱり間違っていなかった
自分の体をもって
証明することができて
本当に嬉しく思います。
実験はまだまだ続いていくけれど・・・
もし、皆さんがダイエットで悩んでいて
”頑張っても頑張っても痩せない”
のだとしたら
”頑張ることをやめること”
を行ってみて下さい。
私のようにあっさり痩せるかもしれません。
もちろんこれは
私の思考パターンから
見つかった答えですので
１００%ではありません。
人それぞれいろんな思考の原因があると思います。
ご自分のこと
もっと深く観察してみて下さいね。
もう一つお伝えしたい、
”空腹”との付き合い方
については
また次回にお話しますね。。。
最後までお読みいただき有難うございました。
心理美容カウンセラー
向井ゆき