ノミダニ予防 | ムカイ動物病院スタッフブログ

ノミダニ予防

11月に入り寒さも厳しくなってきました。

季節の変わり目には体調を崩す子も多いですが、皆様はいかがおすごしでしょうか。

 

寒くなって来たとはいえ、まだダニが出てくる季節でもあります。

近頃はダニの怖い話も出てきました。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。ニュースなどでその名前を聞いた方も多いと思います。

SFTSはウィルス感染症で、主な初期症状は発熱、全身倦怠感、消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。

SFTSウィルスはマダニに噛まれることにより感染します。

イヌやネコを介しての人への感染も示唆されています。

 

千葉県においては、2015から2016年に捕獲された野生シカの血液からSFTS抗体が検出され、すでに浸潤地域であることが確認されています。

 

11月までノミダニ予防はしっかりとしていきましょう!

 

獣医師 高橋 宗将