再び記事風に
インテルは現実どおり、
ユーべは現実よりも強いですね。
ローマがトッティ引退以降は低迷。
ジェノアが復権で今期はウディネーゼが躍進と。
しかし、ジェノアとトリノが現実にもここまで強くなったら
まさに古豪復活!ですよね~。
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・トリノFC脅威の快進撃でインテル追走!(文・構成 セルゲイ・ムカデコフ)
果たして、ここまでのデッドヒートを予測した者が開幕時にいただろうか?
セリエA34節が終了。
インテルをトリノとユベントスが追う展開を見せている。
特にトリノは12月14日から年をまたいで2月8日まで公式戦で
12連勝と記録を作り、追いすがった。
ビセンテ監督は今期不発の2トップを諦め、
4-3-3を多用する。
そのことで堅守を取り戻し、監督就任以来のビックマッチでの勝利を物にした。
ボールポゼッションでは完全に相手に譲りながらも、
カウンターのキレでシュート数は上回るというトリノらしいフットボールであった。
相手のレッドカードにも助けられたものの、インテル相手の勝利は大きな価値を生む。
直接対決で一気に勝ち点差を縮めたのだ。
しかし、その後はインテルも連勝で首位の座を譲らない。
トリノも戦術を研究してくる相手に苦戦を強いられることになる。
一部、4-2-3-1などの戦術に変更して勝ち点を得るゲームもあったものの、
アンカーなしでは守備面での不安はぬぐえない。
前半戦は好調であったフェライニのチーム内での不和、
獲得したモウチェの不振、さらにベラッティの怪我なども重なるが、
粘り強く戦い続けて、ラスト4試合を迎えることとなった。
脅威は3位のユベントス。
ここにきて堅守が復活し、確実に勝ち点を獲得してきている。
カルチョの行方はまだ分からない。
・イタリア杯でビセンテ率いるトリノFC初タイトル!(文・構成 セルゲイ・ムカデコフ)
豪雨はトリノFCへの祝福のシャワーへと変わった。
ローマのスタジオ・オリンピコで行われたイタリア杯決勝は、
生え抜きのヴァイラッティのゴールをトリノFCが守り抜き勝利。
ビセンテ監督就任後、初のタイトル獲得となった。
この日、ベラッティのコンディション不良とポリの負傷で、
2トップでCMFにブオナノッテと通常の陣容では戦えなかったトリノだが、
2トップの一角モウチェの果敢な攻めがゴールを呼び込んだ。
左サイドに開き危険な突破をしていたことから、
フリーキックを得て、混戦の中からのヴァイラッィの得点。
泥臭いゴールが栄冠を運んだ。
なお、土砂降りの雨でビセンテ監督のシャツが透けて、
下着が見えた写真がインターネット上で出回っている情報があるので、
各自調査されたい。
※セクシーショットを撮られたビセンテ監督
・トリノのチャンピオンズリーグ総括・白い巨人に沈む(文・構成 セルゲイ・ムカデコフ)
真の強豪との実力差が出てしまった。
レアルマドリーの前に撃沈したトリノ。
欧州でも「中堅」の地位は獲得したが、トップへの道は厳しいようだ。
それでも5年前までセリエBだったチームがCLの準決勝まで行ったことは賞賛すべきだろう。
リーグ戦でも上位に絡んできているトリノは来期もCL出場が濃厚。
しかし、一抹の不安としてビセンテ監督が
来期の契約延長を保留しているというニュースが流れている。
シーズン前の
「タイトル獲得の目標が果たされなかった場合は辞任」
との話は本当だったようだ。
しかし、国内タイトルのイタリア杯を獲得したことで、
シーズン終了後には契約延長のサインをする見方が強まっており、
一部には楽観視する関係者もいるようだ。
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今回はここまでです。
次回はシーズン終了まで。
インテルは負けないですねぇ……。
これ以上強くするにはどんな補強をすればいいのやら。
あと、ブオナノッテが移籍したい病なので、困った……。
ビアンキも衰えが見え始めたし……。
ただ、上位のライバルであるインテルとユーベには勝負できるようにはなったので、
なんとかリーグ制覇したいですね!