電車で本を読むのは自分的にはあまりよくないのかもしれんが、
やはり貴重な読書の時間である。
本当は人間観察してた方が勉強になるんだろうケド。
で、電車で読む本を選ぶときに自分はシリーズものを読んでいる。
これは次に読む本を選ぶ面倒を少しでも緩和するためという、
えらく後ろ向きな理由からである。
blogで書いてる限りでは、
ファファード&グレイ・マウザーを読み終わり、
ヴァルデマールシリーズに移行してたわけですが、
先日、ヴァルデマールシリーズの創元推理文庫で刊行されてるものは全て読了。
次に何を読むか、本屋で迷う羽目になったのである。
また、惰性でファンタジーにしようかと思って、創元推理文庫の棚を見る。
う~ん…。
ハヤカワの棚とかも見るが…。
イマイチなので、もうファンタジーは切り上げるかと、移動。
でもシリーズ物と考えると結構限られてくるよなぁ。
出来れば連続性のあるものを読みたいし。
そう考えていて、目に付いたのが『野沢尚の遺作!』とのPOPの側にあった本。
『龍時』である。
あぁ、そんなのあったなぁ、たまにNumberかなんかに載ってたなぁ。
文庫で2冊、単行本で1冊といった感じらしい。
日本初の本格サッカー小説ってどないやねんとも思ったが、
興味がないわけでもないので買ってみた。
そしたら、これが面白い…。
野球小説ってのは読んだことあったけど、
サッカー小説って読んだことなかった。
あ、『ぼくのプレミアライフ』はサッカー小説か?
でも本格的にゲームを描いたものは読んだことなかった。
クサさはあるものの、臨場感がある描写。
わりとハマッタ。
しばらく楽しめそうです。