子供の頃から他人ががんばってる姿が好きで、
応援やら励ましやら頼まれもしないのによくしてたよ。
相手が迷惑がってることもあったかもしれないけど、
俺は応援せずにはいられないんだよ。
英雄になりたいとか、強くなりたいとかって奴を、
より近い位置で応援するために、
冒険者の中に紛れることにした。
スコーヌベルのラザンダー神殿に俺は向かっていた…。
ラザンダー神殿には五人の若者がいた。
いや、若者かどうかはわからないのが二人。
ドワーフの年齢ってのはイマイチ分からないからな。
なにやら使いを頼まれていた彼らの眼差しに何かを感じた。
俺は彼らとの同行を願い出て、最初の冒険が始まった。
クイン
リーダー格のこの男は軽戦士といったところか。
性格も軽いようだが…。
リアノン
この女はローグのようだ。
そしてクインと同様、性格もローグだ。
ローエン
ラザンダーのパラディンというこの男は、まさに英雄候補。
しかし、こいつは性格もパラディンって訳ではなさそうだ。
カーゼン
ドワーフのネクロマンサー。
もっとも彼は学術的な興味から死霊術を学んでいるようだが…?
ルース
こいつもドワーフ。クレリックみたいだな。
比較的軽い奴らが多いこのパーティーの良心ってトコか?
サリフ
そして俺だ。バードとして応援ソングを歌いまくるぜ!
戦地へ手紙を届けることを頼まれた俺たちは、
廃坑を使って前線に向かうことになった。
ゼントリゥムとの死闘は中々激しいものがあるようだ。
無事、前線基地の隊長に手紙を届けられるのか?