ある男たちの会話
「村上春樹の最新作がかなりうれているようですね。すごいですね、100万部突破でしょ。なんででしょうかね?私は大して面白い作品を書いている作家とは思えないですがね」
「君はあらさがしばかりして、すなおに物事を褒めることが少ないねー」
「いや、日本人がよいしょする奴らが多すぎる。特にマスコミは、提灯持ちてきな記事ばかり。ノーベル賞作家になるだろうと持ち上げてばかり、大江健三郎のときとはえらいちがいである。村上がよくやっていると思うところがあっても何ら問題点や反対意見を載せないマスコミの体質が鼻もちならないというか、およそ公的な記事としての自殺体質を露骨に表わしているからね。そして、これも、村上陣営の狙い道理ということであろう、マスコミの体質を知っているから。」
「ごちゃごちゃいっても、売れているほうが勝ちとちがいますか。日本の社会だろう。愚かなマスコミや大衆いや大衆デモないか、村上の作品を読んでいるのは、まあ、中産階級のよゆうのある気取った意識を持った奴が大半だろうから、つまりとにかく文句や不平、いや君の言っているのは、ねたみや嫉妬といううことになってしまうなー」
「それ以外にやることが思い浮かばん」
「大人は、あらゆることをりようしなくてはいけません。つまり、このブームやマスコミの体質を利用することだんね。まあ、彼の作品を小脇に掲げて、職場に行ったり、わりと高級な喫茶店やスターバックなどにいってみたり、コンサートや公園に行ってみたりすることだ。いい出会いがあるかもしれないねんねん」
「あんたはえらい!」