迷いと決断 | 書評無情の響きあり。

迷いと決断

出井 伸之
迷いと決断

ソニー元CEO 出井氏の著。


ソニー初の文系出身経営者で、時代の先を的確に掴む力を発揮し

就任時は大いに注目を浴びた氏も、CEO晩年は米国誌でワースト経営者

に選出されるなど浮沈大きい。

そんな出井氏が“迷い”と“決断”を記すということで興味深かったのであるが、

新書だけに?内容の深さも限られており、まずは回顧録という段階か、、、


別書のタイトルとなっている「非連続」という発想は本書でも

少々触れられており、このあたりの視点はさすが従業員16万人、売上
7・5兆円のCEOであると素直に感じた、、

注目度大のグローバル企業の経営者でもそのプレッシャーは当然のものとされ、

氏の場合もまさにそうだがこの世界は結果がすべてで語られる。

逆に言うと勝てば官軍ということ、やるからにはやはり勝たなければ

ならいないのだろう、、、