3月に完成した姉夫婦のヤギ小屋

妊娠中のヤギの出産後に

子ヤギを譲り受ける予定でした。

 

 

4月になっても5月になっても

一向に子ヤギは来ないので尋ねると悲しげに姉は

「想像妊娠だったさ~。」

 

!?

詳しく話を聞くと

ヤギの飼い主が太ってきた雌ヤギを

妊娠したと勘違いして約束したそう。

 

時々人間でも「あの人おめでたじゃない?」

と気遣って傷つけることあるけど

ヤギでもあるんだ…失礼ね~。

 

姉夫婦は車であちこち回って

ヤギを探してみたものの中々見つからず

さらに最近はヤギの値段が高くなっているとのこと。

 

私が

ネットでヤギ販売を見ると1頭16万円から…高!

 

頑張って組み立てたヤギ小屋は虚しく

空のまま2カ月が過ぎていました。

 

困り果てている話を聞き

私の頭にあるヤギ小屋が浮かびました。

 

 

私の住む村落のはずれにある

厳重に戸締りされている廃屋のような建物。

一見して中に何があるかわかりません。

 

朝夕の犬の散歩で通ると扉が開いていて

中にいる人にあいさつをする機会が

何度もありました。

 

「ヒージャー(ヤギ)見る?」

 

あまり人が通る場所でもないでもないはずれに

しょっちゅう来るのが珍しかったのか

犬が可愛かったのか

中に招待されました。

 

中には外から想像できないくらい

沢山の檻や柵があり

10頭以上の色々な種類のヤギがいたのです。

色も大きさも見たことのないようなヤギが。

 

その後

犬が年を取って病気になり

長く歩けなくなると

そのヤギ小屋は散歩コースから外れてしまい

足が遠のいていました。

 

とても可愛がって大切そうにしていたので

その飼い主がヤギを譲るとは思いませんでした。

 

でも

姉夫婦の熱意が伝われば可能性はあるかも

そう思い大体の場所と

もう1カ所

通勤路で見かける

ヤギのいる農地を教えました。