こんにちは。muji seikatsuの奏(KANA)です。
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さてさて、先日のKDDIの通信障害を受け、わが家でも改めてデュアルSIMの導入を検討しています。
日常的には必要のない方も多いとは思いますが、一度通信障害が起こってしまうといつ回復するかも定かではないため、思わぬ障害が発生することも多いようです。
わが家は夫と私の契約会社がいずれもau回線を使ったものだったので、週末まるまる電話の使えない状態が続きました。
日常的には電話を使わないことも増えましたが、家にある電話がひとつも使えないとなると一番困るのが、緊急時の連絡ができないこと。
110番や119番などの通報も、回線が使えなくなると当然のことながらできません。
緊急の場合は、最寄りの消防署に駆け込んでくださいとありましたが、駆け込めるほどの距離に必ずしも消防署はないです…よね(;;)
(わが家は最寄りの消防署や交番までは、徒歩だと30分以上かかります…絶望的…)
というわけで、自分のためにもまずはデュアルSIMという仕組みをざっくりとまとめてみました。
私と同様に初心者の方でも理解できるように、かなり噛み砕いた説明にしましたので、文章ばかりで少々読みにくいとは思いますが😅ひとつずつゆっくりと読み進めてみていただければと思います!
デュアルSIMとは?
まずは、デュアルSIMとは何か?という方も多いと思いますが、
デュアルSIMとは、一つの携帯に2つのSIM(簡単にいえば、携帯の回線)を設定することで、一つの携帯で2つの回線を使えるようになる仕組みのことです。
デュアルとは、ダブルに近い意味の言葉で、二重とか対などの意味を持つ英単語です。
SIMとは、Subscriber Identity Module の頭文字を略したもので、ざっくりと言えば契約者情報という意味です。
SIMカードといえば、契約者情報が記録されている小さなカードで、これをスマホに挿入することで通信や通話ができるようになっています。
複数回線は同時に利用できるの?
1つの携帯で2つの回線を、と聞いた時に私が思ったのは、同時に2つの回線を使えるの?と疑問でした。
2つの回線の切り替えパターンは4つあり、ここは少し複雑なので、後半で詳しく説明したいと思います。
まず知っておくべきは、電話をかけるときも、かかってきたときも、どちらの回線の番号の電話かが表示されるので、状況に応じた対応が可能ということ。
仕事用の回線とプライベート用の回線を1つの携帯にまとめたら、仕事用の番号のつもりで間違ってプライベート用の番号でかけちゃった…取っちゃった…みたいなことはない(というか、わかりやすく区別はできる仕組み)なので、ご心配なく!
デュアルSIMのメリットは?
一番わかりやすいメリットは、1つの携帯で2つの回線が使い分けられるようになること。
デュアルSIMのデメリットは?
デュアルSIMのやり方
現実的にデュアルSIMをやる方法は3パターン。
①携帯に、2つのSIMカードを装着する
②SIMカードを一つ装着し、eSIMをオンラインで設定する
③eSIMを2回線分、オンラインで設定する
SIMカードとeSIMとは?
SIMカードは知っているけど、eSIMは初耳!という方も多いかと思います。
SIMカードとは、nanoSIMとも呼ばれる物理的に形のあるカードのこと。
以前はこのSIMカードが一般的で、携帯の機種変更をした場合は、前の携帯からSIMカードを抜いて、新しい携帯に挿入するという作業を体験した方も多いかと思います。
物理的な形のあるSIMカードに対して、eSIMは形がなく、情報を設定するだけで使える仕組みのこと。
やれることは基本的に同じですが、eSIMの場合はオンラインの契約と設定だけで使えるようになる楽ちんな仕組みのため、最近の契約ではSIMカードではなくてeSIMで契約をする方が増えています。
契約時にかかる日数や費用も、eSIMの方が安い場合がほとんどです。
導入したいと思った時にまずはすべき3step
まだなんだかよくわからない部分も多いけど、私もデュアルSIMにしたい!と思った時にすべきは以下の3ステップ。
・自分の携帯端末が、デュアルSIMに対応しているかを調べる
・現在契約している会社が、eSIMに対応しているかを調べる
(ついでに、docomo系、SoftBank系、au系のいずれなのかも調べておく)
・現在使っているSIMが、nanoSIMか、eSIMかを調べる
自分の携帯端末が、デュアルSIMに対応しているかを調べる
現在お使いの携帯の品番を入れて検索すると、詳細説明がみつかるはずです。
そこにデュアルSIM対応とあれば、それはデュアルSIMが使える端末!
ドコモなどの店頭で契約している方であれば、店頭や問合せ窓口で「この端末はデュアルSIM対応ですか?」と聞いてみてください。
iPhoneであれば、Phone 12 モデル、iPhone 11 モデル、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、nano-SIM と eSIM を組み合わせたデュアル SIM に対応しています。
現在契約している会社が、eSIMに対応しているかを調べる
次にやるべきは、現在契約している回線がeSIMに対応しているかを調べることです。
iPhoneをはじめとした多くの端末は、物理的なSIMカードを2枚入れることができず、物理的なSIMカードとeSIMの組み合わせでデュアルSIMができるように作られています。
そのため、現在契約している会社が、物理的なSIMカードしか使えない会社(格安の回線の場合に多いです)の場合は、2つめに契約する会社の幅が狭まるので、まずはeSIMに対応している会社なのかを知っておく必要があります。
(ついでに、docomo系、SoftBank系、au系のいずれなのかも調べておく)
ちなみに、デュアルSIMを通信障害のリスクヘッジとして使おうという場合は、現在契約している会社がどの系列なのかを知っておく必要があります。
先日の通信障害は KDDIであり、au系の会社でした。
大きく分けて、3つの系統しかありませんので、契約している会社がdocomo,softbank,auのいずれの系統なのかも把握はしておいてください。
そもそも現在の契約がSIMカードなのか、eSIMなのかを調べる
ちなみに、今お使いの携帯に入っているSIMは、SIMカードなのかeSIMなのか…知っていますか?
私は直近の契約を夫に丸投げだったので、どちらか…知りませんでした^^;
契約内容をチェックするか、端末に入っているSIMカードを抜いてみると、どちらなのかはわかります。
※端末に入っているSIMカードを抜いて、通信できなくなった場合は物理的なSIMカードです。
最後に、2つの回線の切り替え4パターンとは?
①DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)
2つの回線の設定はできるが、同時に有効にできるのは1つの回線のみ(=シングルスタンバイ)。
別の回線が使いたい場合は、手動で切り替える必要があります。
②DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)
2つの回線を設定したら、切り替えは不要。2つの回線を同時に有効にできます(=ダブルスタンバイ)。
ただし、ここからが少しややこしいのですが…
電話はどちらも受けられますが、片方の回線で電話をしている最中に、もう一つの回線で通信をすることはできません。
(同じ契約回線であれば、電話と通信を同時に行うこともできます)
また、当たり前でしょ!?とも思いますが、端末はいっこなので2つの回線を同時に使って2ヶ所に電話をかけることもできません。
ちなみに、通信回線を2つ同時に使う場合、4Gを使用できるのはどちらか一方のSIMのみで、もう片方は3Gとなります。
(最近は5Gの回線もあるので、その辺りはどうなのか…ここはまだよくわかりませぬ…)
③DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
②のDSDSとほぼ同じ。
違いは、通信回線を2つ同時に使う場合にも、両方が4Gで使用可能なことです。
④DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)
②、③とほぼ同じ。
違いは、片方の回線で通話をしながら、もう片方の回線でデータ通信を行うこともできる点。
通話がお得な会社の回線で電話をしながら、通信がお得な会社の回線でデータ通信を同時に行う。
デュアルアクティブができるのが、このパターンの特徴です。
が、やはり通話に関しては同時に2回線はできません。
iPhoneでデュアルSIMにした方へ…
私はAppleの公式サイトを読んだだけで挫折をしかけたのですが、DSDSの切り替え設定はものすごく色々あります。きちんと設定しないと、2つの回線の電話とデータ通信を同時にスタンバイさせることができないようなので、大変だとは思いますが頑張って設定してください!!
今度こそさいごに…
奏