前回の記事【【川口技研】室内用ホスクリーン URM-L-W 昇降式操作棒タイプ】の続きです。
昇降式のホスクリーンはどこにでも付けられるわけではありません。
だいたいの天井は、天井下地に石膏ボードを貼り付けてできているそうです。この石膏ボードは壁に画鋲を刺したことがあれば分かるかと思いますが、スカスカで物干しを吊るせる強度はありません。
よって、ホスクリーンを取り付けられるのは天井下地のみです。
取り付け作業は、まずその見えない天井下地(野縁)を探すことから始まります。
天井下地の探し方は何個かあって、プロの方は叩いたら分かるらしいけど、素人の私にできそうなのは、磁石、針、センサーの3択でした。
磁石は、天井下地に石膏ボードをとめるビス(金属)に反応するのを利用して位置を確認する方法です。ただし、磁石なのでそこに下地がなくとも何らかの金属があれば反応してしまいます。
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針は、ブスッと指して針の刺さる深さや硬さの違いで、天井下地と石膏ボードを見分ける方法です。確認の数だけ小さいですが穴があきます。
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センサーは、仕組みはよく分からないけど、厚みの違いに反応するらしく、スキャンして天井下地の位置を確認する方法です。(←雑な説明だな。)
…ってわけで、私には手っ取り早いセンサーという選択肢しかありませんでした。笑
ただ、センサーといってもいろいろあって、性能もお値段もピンキリです。
私が購入したのは、木材、プラスチック、金属に反応するもので、ちょいお高めのこちらです。
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天井下地が分かれば、下穴をあけ、いよいよ取り付けです。
ここからは1人では無理でした。ビスを留める人、定位置で支える人、少なくとも2人はいないと大変かと思います。
我が家には電動ドリルがあったので、下穴、ビス留めの作業はとてもスムーズでした。
ただ、そこそこのカスが降り注いでくるので、穴あけ係の夫は、「ゴーグルが欲しい。」とボヤいてました。(グラサンで耐え凌いでたよ。笑)
取り付けが終わったら、ビスにカバーをして完成です。
(おめでとう!!…って言いたいくらいの疲労感はあった。自分、不器用ですから。)
[before]
[after]
最後に、ホスクリーンを取り付けるためのビスも自由に打ち付けられるわけではなく、ピッチが決まっています。
天井下地の位置、間隔、素材によっては取り付けられないこともあるので、購入前に必ず確認して下さい。
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